(更新 2015.10.21)

7点『奇跡』身近な所で起こってる

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あらすじ
両親の離婚により、兄・航一は母と鹿児島の実家へ、夢を追う父親に引き取られた弟・龍之介は福岡へ、別々に引き取られた。兄弟は、再び家族4人で暮らせたらいいのにと、電話でよく話をしていた。ある日、噂で、開通間近の九州新幹線の一番列車、「上り列車」と「下り列車」がすれ違う瞬間に立ち会うと、願いが叶うという話を聞いた航一は、奇跡を起こすため、大胆な計画を立てる。

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心に残る台詞
☆無駄だけじゃ あかんやろ

印象的なシーン
☆鹿児島の学校の登校シーン
☆電車と景色

感想
考え方は、人それぞれ。老若男女、子どもだって、いろいろな思い・考え方があるんです。

兄弟漫才師「まえだまえだ」のお二人が主演ということもあり、とってもリアルな兄弟像が見られます。リーダー気質で、しっかりものの兄(前田航基)に対し、柔軟な考えで、素直でサッパリしている弟(前田旺志郎)。2人の電話でのやりとりは、途中から、離れて寂しい気持ちが強いのは、きっと、お兄ちゃんの方なんだろうな、というような細かな気持ちが、よく伝わってきます。

作品を見ながらフッと、子どもは子どもなりに、忙しかったことを思い出しました。遊びに、宿題、習い事…。毎日、予定ぎっしりだったなぁ…。悩んで、考え、そして気付く。これって辛いことも、悲しいことでもあるかもしれないけど、自分の頭で考えることに、無駄はない。けれど、父に向かって放たれた龍之介の「無駄だけじゃ あかんやろ」という一言は、正しくその通り!
子どもの成長、それ自体が、奇跡。
なのかもしれないですな。

大事件が起こるストーリーではないけれど、「スタンド・バイ・ミー」のような、ちょっとした冒険のドキドキ感が味わえる作品です。
主演のお二人の他、ちょっとクセのある担任の先生役の阿部寛さん、おばあちゃん役の樹木希林さんも、いい味出してます。

こちらの記事も書いてます。
是枝裕和監督作品は、子どもの自然体な演技?が魅力♪→ 「誰も知らない」 → 「そして父になる」


観てよかったか?
5点 大変良かった!
4点 良かった
3点 ふつう
2点 ん~~~
1点 所々寝た(とばした)
0点 見るのを止めた


もう一度観たいか?
5点 もう何度も観てる
4点 観たい
3点 観るかも
2点 何とも言えない
1点 できれば他の作品を
0点 記憶から末梢したい…

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ブー子