1967年, フランス, 123分
歌やダンスのシーンを盛り上げる、カラフルな帽子と衣装必見です。

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気になる劇中曲

 
『ロシュフォールの恋人たち』

 

感想

ジャック・デゥミ作詞・監督と言ったら、音楽・作曲は、ミシェル・ルグランさん。
主演はもちろんこの方！カトリーヌ・ドヌーヴさんの、ミュージカル作品。

このお三方の最強タッグ作品といえば？
→映画『シェルブールの雨傘』について書いた記事はこちら

フランスの西部にあるロシュフォール（←海との関わりが深く、当時イギリスからの攻撃を守るために軍隊が多く配置されていた街）。
ダンサーである金髪のデルフィーヌは、赤毛で音楽家の双子の姉ソランジュ（ドヌーヴの実のお姉さん）と共に仲良くアパルトマンで暮らしています。その近くのコペール広場でカフェを営む母・イザンヌのお店には、画家で兵役中のマクサンスや、トラックに乗って女の子と各地を巡るダンサーの2人など、愛を探し求めてる様々なお客さんが集まってきます。

理想の女性を各地で探し回る人、過去の恋を語る人、すぐに女性に手を出す人、容姿重視の人、好き過ぎて☓☓☓☓しまう人。
老若男女問わずいろいろな人のいろいろな愛の形が見られます。

そんな、役者さんが揃ったパフォーマンスは、見応えバッチリです

 
なんとステキなサプライズプレゼントでしょう♪
 

おまけ
気になる撮影場所

カーニバルが行われたコペール広場［Place Colbert］はココ☆

 

冒頭やラストに現れる運搬橋はココ☆
雑誌「TITLE」によると、街の中心から南2.5ｋｍの所にある1900年建設で長さ176ｍの橋だそうです。

 

おまけ

※内容に触れていますので、知りたくない方は飛ばしてください。
木のリコーダーから鉄のフルートの音がしたり、ピアノを引く姿（手元は映らない）は、どう見ても手が動いていなかったり・・・と、楽器を演奏するシーンは1度気になると、そこにしか目がいかず、音楽家のお姉さん・ソランジュのピアノを弾く姿は、ちょっと耐え難かったかな…

初めて来たお客さんに子どもの迎えや買い物を頼むし、バレエの生徒には当日に「閉鎖」と言って追い返す。まさかの殺人事件の騒ぎありと、恋のためなら何でもありか？というようなストーリーと演出がすごいですん？お国柄？？

そして何より、マクサンスの理想の女性像が、怖いぐらいにリアル・デルフィーヌ
しかも、2人はすぐ側にいるのに、出会いそうで出会わない
今まで散々、見たこともない相手に思いを馳せる2人の姿を見せておき、ラストは一緒に映らなくても、2人とも水色が入ったファッション。…なのに、会えずじまいですよ？

あとはご自由に想像してくださいと言わんばかりの、じらされながらのエンディングって。
ここはツンデレお姉さんがいるメイド喫茶かっ

そりゃ、もう2人はパリのポンデザール辺りで、ドラマティックな出会いをして…と、まんまとその手法にハマってしまうブー子ですよ。

エラー？！
2人の男性ダンサーが姉妹のアパルトマンにやってきてフェスティバルのダンスに誘うシーン。
外出先で、いろいろな人に下着がはみ出ていることを指摘されてきた姉・ソランジュ。「こんなのはどう？」とピアノを弾いて立った時に、出ていた白い下着が消えている。
↑踊りを際立たせるために、「それはもういい！」って割り切った可能性あり？！

心に残る台詞

☆若い時は不器用な恋をするもんだ
☆私の気持ちに無関心

印象的なシーン

☆双子2人の歌とダンスシーン
☆フィスティバルのいろいろなチームのダンスシーン
↑HONDAバイクが回転〜

観てよかったか？
５点　大変良かった！
４点　良かった
３点　ふつう
２点　ん～～～
１点　所々寝た（とばした）
０点　見るのを止めた

もう一度観たいか？
５点　もう何度も観てる
４点　観たい
３点　観るかも
２点　何とも言えない
１点　できれば他の作品を
０点　記憶から末梢したい…

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