(更新 2016.03.30)

NHK『精霊の守り人』がおもしろい!第二話を語る

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2016年3月21日にNHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』で、このドラマのテーマ曲を初め、音楽を担当されている佐藤直紀さんに密着されていました。
テーマ曲ができ上がるまでのエピソードを見て、この作品への興味がさらにアップです!

第二話「王子に宿りしもの」では、チャグム王子の宿命というべく、彼のカラダに宿された不思議な謎について触れられ、明かされていました

今回も、感想・あらすじを書いてます。

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感想

王宮で育ったおぼっちゃまチャグムが、自身の運命に戸惑い、混乱。バルサがそんな彼に対し「嘆いていたってしょうがない」と言わんばかりに厳しく接する姿が印象的でした。
今まで剣術を習ってきたって言ったって、彼の腕前では己を助けられませんから〜

回想シーンが所々あって、バルサ自身も、ジグロから同じように育てられてきたことが分かります。

帝が息子チャグムに対する仕打ちも、ただ「魔物(妖精)が取り憑いているから」という単純なものではない、ということがにおい始めてきましたよ。
以前『あさイチ』で藤原竜也さんが言っていた人物像が、ようやく見えてきました。

→『藤原竜也さん『あさイチ』で魅せた素顔』について書いた記事はこちら

妖精が少し不気味なところが未だ慣れませんが、ジブリ作品の『もののけ姫』を感じつつ、今週も楽しく鑑賞です

先週放送の第一話
→『NHK『精霊の守り人』を見てる人!』について書いた記事はこちら

今週の気になる登場人物

バルサの幼馴染・タンダ:東出昌大さん
少女時代のバルサ:清原果耶さん
王宮の武人・ジン:松田悟志さん
シュガ:林遣都さん

東出昌大さんは、NHK朝の連続ドラマ『ごちそうさん』だけでなく、その前の『あまちゃん』にも出演されていた、もはやNHK連ドラの常連さん。

松田悟志さんといえば、『仮面ライダー龍騎』!仮面ライダーナイト役を演じていらっしゃったのが2002年ですか。時が経つのは早いものです…。

そして誠実な役柄がハマり役の林遣都さん。この作品でも、とても純粋な、だけどちょっと今後が心配な青年を演じています。

爽やかな役がとってもお似合い!
→映画『風が強く吹いている』について書いた記事はこちら

そして、今週最も気になった女優さん、清原果耶さん。
戦い中に発せられる声が、どことなく綾瀬はるかさんと似ています。

片手で剣を持ちながら馬を乗りこなすシーンは見事!どのくらい練習をされたのでしょうか。そんな疑問を持ちつつ、彼女の眼力に引き込まれてしまいました。

宮沢りえさんでもおなじみ、リハウスガールであり、連続テレビ小説の『あさが来た』にも出演されていたという今後の彼女の活躍にも、目が離せません
 
 

あらすじ

※おおまかの内容を書いてます。

戦いの間に気を失ったバルサは、少女の時代に受けたジグロのからの特訓を思い出しながら意識を取り戻す。

王宮の武人・ジンに襲われるチャグム王子を、危機一髪で助けることができたバルサは川で互角の戦いを繰り広げるが、再びチャグム王子の発する不思議な青い光によってジンは川に流され、どうにかその場は助かることができた2人。

【回想・バルサの少女時代】
旅の最中に盗賊に襲われた時、裏切り者の一人を殺め、初めて人を斬ったことで取り乱すバルサ。

【現在】
チャグムに助けを呼びに行かせると、森の中で気を失ってしまったバルサは、ヤクーの血を継ぐ呪術師であり、バルサの幼なじみでもあるタンダに怪我の手当をしてもらい、一命を取り留める。

【川で】
妖精「ヨナ・ロ・ガイ」とコンタクトをとっていたトロガイ(ヤクーの呪術師)のところに、ヤクーの言い伝えを聞くためにシュガがやってくる。

・精霊の卵が狙われているということ。
・カラダを2つに引き裂かれたということ。
・どこにいてもつながっていて、魔物と精霊が住む目に見えない「ナユグ」というところがあること。
・人間の子どもに「ニュンガ・ロ・イム」という精霊が卵を産み付け、その子どもは精霊の守り人となること。

…という話を聞く。

【新ヨゴ国】
ジンが帝に、バルサに負けたのではなく「水の力によって負けた」と報告をする。

トロガイから話を聞いて帰ってきたシュガは、帝にチャグム王子に産み付けられた卵を守らなければ、国が大干ばつにみまわれると伝える。

帝「わかっておる」

帝はシュガに、地下に埋まっているというナナイ大聖導師について話し、謎を解いてみろと話す。シュガは興味を持ち、言われた通り地下室に行き、そこで古代ヨゴ文字で書かれた石板を見つけるが、何者かによって扉を閉められ地下室にとじ込められてしまう。

【ヤクーの先住民の住む村・シロ】
バルサ、タンダ・チャグムが森を歩いていると、少女・ニナ(石井萌々果さん)に出会う。
彼女のお爺さんであるノウヤ(螢雪次朗さん)に「卵を産み付けられた人の話」を聞くために来た3人は、語り部を受け継いだというニナからその話を聞く。

雲を作る水の精霊が100年に一度、人間の子どもに卵を産み、その卵を狙う土の精霊「ラルンガ」から守るためにその子どもを守るということ。
そしてもう1つ。
その卵を産み付けられた、おじいちゃんのお父さんのお兄さんは、ラルンガによって卵を食べられて死んでしまったということだった。

その話を聞いたチャグムは、その場から逃げ出してしまう。
追いかけるバルサ。

チャグム「私は神の子だ!」「何のために生まれてきたのだ」

川に向かって「殺してみろ」と叫び、取り乱すチャグムを抱き上げ、川から救い出すバルサ。

【過去の回想シーン】
初めて人を斬ったバルサは取り乱し、ジグロによってなだめられている。

【現在の森】
チャグムに剣術を教え始めるバルサ。

バルサ「お前が生まれてきたのは今ここで生きるため」「何があっても生きろ!」「立って戦え!」

チャグムに厳しく接するその姿が、昔バルサ自身がジグロから受けた特訓のシーンと重なる。

【王宮の牢屋】
牢屋に閉じ篭っているニノ妃に、聖導師が話しかける。
「ここに閉じ篭っていても何も始まりません」

【王宮の地下室】
地下室に閉じ込められ、飢えに苦しんでいるシュガのいる部屋のドアの前で、ガカイ(星読博士)がやってきて「王宮から追放されたのだ」と話し聞かせる。
それを聞いてもシュガは動揺もせず「死ぬと分かっていても読み解きたい」という意志をガカイに伝える。
ガカイは、水や食べ物と引き換えに、その情報を自分に言うよう持ちかける。

シュガ「この国の影、暗闇を知る覚悟があるのか」

【王室】
帝は聖導師に息子はまだ生きているという話を聞き「チャグムがいる村を清めよ」と命じる。

【昔バルサが住んでいた洞穴で】
タンダは、特訓を受け傷を作ったチャグムに怪我の手当をしながら、優しく昔のバルサの話をする。
チャグムは、バルサがなぜ強いのかと聞く。

タンダ「強いんじゃないよ 弱いのが嫌いなんだ

ジグロの訓練は容赦なく、その頃のバルサのことを見てかわいそうだと思っていたことを話す。

トロガイがチャグムに会いに来る。
タンダが作った山菜鍋を食べ始めたところに、バルサの恋人と偽ってニナに居場所を聞き出したジンが現れ、再びバルサたちに襲いかかる。

タンダにチャグムを託すバルサ。
トロガイが呑気に食事をしている中、激しく戦う2人。

同時に不気味な煙が地面から立ち上がり、その煙によって、手が溶けた(?)ジンは、痛がりながら動きが止まる。

「呪術師も万能ではない」と言うトロガイに、どうしたらチャグムを助けられるかを尋ねると「ラルンガは土の精霊だから冬の間は山奥に移った方がいい」というアドバイスを受け、3人はこの場を離れ、山奥に移動しようと考えるのだった。

第三話「冬ごもりの誓い」に続く…

今週の心に残る台詞

☆「怖がらずに笑い飛ばせばいいんだよ」

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