ブー子が独断と偏見で選ぶ、勝手にランキング第三弾。
今回は、映画に見る『こんな友だちがほしいランキング』です!
第3位:『マルタのやさしい刺繍』より マルタの夢を応援してくれるリージと友人たち
長年連れ添った夫が亡くなり、落ち込んでいたマルタが元気を取り戻せたのは、「ランジェリー・ショップを開く」という、昔思い描いた夢を追いたいと思えたから。
しかし、小さな村で、突然おばあちゃんがひらひらレースのランジェリーショップを開こうとし出すのだから、息子だけでなく周りの人たちが「彼女の気がおかしくなってしまったんじゃないか」思ってしまうというのも無理はない。
そんな周囲の反応にもめげず、夢を実現させることができたのは、初めから応援してくれたリージが側にいてくれたのはもちろん!初めこそ反対していた友人たちが協力してくれたからこそ。また、マルタの言動に感化された友人たちも、彼女によって単調な生活が有意義なモノに変化していくというところが素晴らしい。
→映画『マルタのやさしい刺繍』について書いた記事はこちら
何か新しいことを始めようとすると「やめなよ」という人がいるのは、よくある話。
そこで反対されたからと言ってやめてしまうくらいなら、それまで。
やって挫折してしまうより、ある意味、早く気付かせてもらえて良かったではないか、というものだ。
反対意見は、始める前の重要な関門のようなもの。
反対がなければないで、ムダなストレスなく始められるというのも事実ですが
反対を押し切って夢を実現させることができれば、もう誰も反対できる者はなくなるというものではないだろうか。
夢は自身の勇気と、友人の協力で叶えることができるということを、気付かせてくれます。
第2位:『魔女の宅急便』より キキとウルスラ
「理想のお父さんとお母さんランキング」でもランクインをしたこちらの作品。
→『理想のお父さんとお母さん ベスト3』について書いた記事はこちら
→映画『魔女の宅急便』について書いた記事はこちら
落ち込んでいる時に、そばにいてくれるウルスラは、頼れるお姉さんでもあり、良き友。
何もかもうまく行かず、自分の良さも見失って悩んでいる時に、話を聞いてくれたり、励ましてくれたりしてくれる友人がいるというのは、なんて心強いのだろうと思わずにはいられません。
いいところはもちろん!自分の弱いところもちょっと気付かせてくれつつ、それは悪いことなのではなく「当たり前なんだよ」と、そっと教えてくれるところがいいなぁと感じた理由の1つ。
友人が困った時に、そっと手を差し伸ばしてあげられる彼女の優しさ…ステキです
1位を発表する前に、番外編『こんな友だちはイヤだ』の発表です。
まずは、こちら。
『スティーブ・ジョブズ』
→書いた記事はこちら
続けてもうひとつ。
『ソーシャル・ネットワーク』より マーク・ザッカーバーグさん
→書いた記事はこちら
この2作の主人公は、言わずもがな、あの世界に影響を与えた実在の人物でございます。
やはり、優れた方というのは、どこか人との接し方・考え方が違うのですな。
「ねぇ、君。友だちになろうよ」というノリで近づいても、相手にされないかも…?!
ジャンル変わって、もうひとつ。
『問題のない私たち』より ミヨとマリア
→書いた記事はこちら
高校生のミヨとマリア。この2人とクラスメイトとの関係は、目をつむりたくなるほど…。
誰かにターゲットを絞り、自分はいじめられまいと必死になる人間関係は、見ているだけで本当に心苦しくなります。
2016年2月20日にNHKでも『海底の君へ』といういじめを題材にしたドラマが放送されていました。
→書いた記事はこちら
学校という狭い世界での出来事が、大人になっても心の傷となって残るという内容は、まるで逃れる道がないではないかと思ってしまいそうになります。考え方を変えることができないから、悩むし、落ち込むし、、、という悪循環に陥る。
けれど、環境が変われば、それらは自分の強みにするチャンス
自分の価値を見つけられないと悩んでも、他人と同調できないと悩んでも、人はみな違うのだから、ぶつかるのは当たり前。
そういった意味では、スティーブ・ジョブズさんや、マーク・ザッカーバーグさんのような、生き方や他人との関わり方は勉強になります。
創造する天才と言われる方たちは、他人にどうこう影響されている時間はなく、より自分を高めることができる天才でもあるのかもしれません。
それでは、『こんな友だちがほしいランキング』第1位の発表です。
ドゥルルルルルルルル…・バン!
第1位:『風が強く吹いている』より ハイジと竹青荘の仲間たち
大学生のハイジは、大学で寝泊まりしていた新入生のカケルに声を掛け「竹青荘」通称:アオタケに誘う。素人だらけの部員10人だけで箱根駅伝を目指す、というストーリー。
→『風が強く吹いている』について書いた記事はこちら
長所も短所も分かった気心の知れた仲間というのは、なんでこうも気持ちがいいのでしょう!
部長であり、寮長であり、みんなの健康を考える栄養士であり、世話するお母さんのようなハイジは、どの部員・仲間にとっても心強い存在。ハイジにとってもまた、カケルに出会ったことで、諦めかけていた夢を追うことができたという、これぞ互いに高め合う理想の関係です。
ハイジだけの夢は、みんなの目標となり、それを実現させる姿は本当にステキです
一人ひとり性格も趣味もまったく違う者同士が一緒に暮らし、箱根を目指し、中にはマラソンを経験したことがない者までいるメンバーが団結していく様子は「これぞ、青春!」です。
人を羨ましいと思うことがあっても妬む訳ではなく、それぞれを認め合える関係性を築けた彼らが、結果自分の持っている以上の力を発揮する。
これぞ、フレンド・パワーなのかもしれません。
以上!
映画に見る『こんな友だちがほしい』& 番外編『こんな友だちはイヤだ』でした!
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ブー子