(更新 2016.01.05)

8点『のだめカンタービレ最終楽章』(前編)舞台はパリ!

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2009年, 日本, 121分
音楽マンガの実写版映画、イチオシです!

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気になる劇中曲

『交響詩「魔法使いの弟子」』

ウォルト・ディズニーのミュージック映画『ファンタジア』にも使用されている曲でもありますね。作品中でも紹介されてます。
→『ウォルト・ディズニー「アニメーションのパイオニア」を見た』について書いた記事はこちら
 

『ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調』

↑のだめが真一と共演したかった曲
 

感想

二ノ宮知子さん原作のマンガもアニメも、実写版ドラマも見ているブー子。観た後は、つい「ぎゃぼー!」と言ってしまいそうになりますな!

野田恵、通称:のだめが、パリにあるコンセルヴァトワールにピアノ留学。千秋真一はプロ指揮者目指し渡仏し、オーケストラの常任指揮者を任され奮闘しています。

のだめ役の上野樹里さん、真一役の玉木宏さんの演技や、あの「変態の森」も、実写とアニメで更にパワーアップ!すごいことになってます。

日本でのエピソードを知らなくても、おもしろい(知っていたらより楽しい)作品です。演奏シーンも、パリのシーンもとってもステキ。続きが観たくなること、まちがいなし!!

おまけ

※内容に触れていますので、知りたくない方は飛ばしてください。
のだめが「真一と共演するならこの曲」と思っていた曲を、中国人の天才ピアニスト、ソン・ルイ(山田優さん)と先に共演を果たされ、演奏中うつむいてしまうシーン。のだめの気持ちが痛い程伝わってきます

自分がやりたかったことを、他の人に見事なまでにやられてしまったことと、何もできない自分(コンクールに出たいけど、先生から許可されない)、才能のある彼にどんどん差をつけられてしまっているような、やり場のない気持ち。。。なんかもう、いろいろと感情移入しながら観てました。

真一がマルメ楽団で初めて成功した演奏会のシーンは、本当にコンサートに来ているかのような雰囲気で感動です
音楽を扱った映画でいつも思うのですが、どうやって撮影しているのでしょう…。この作品でも、音楽が終わってから演奏者に送られる観客からの拍手喝采は演技だとは思えない程です。

その他、フランスのパリの他、チェコ、スロバキア、オーストリアで撮影されたというシーンも、みどころの一つ!
あ、でも、マンガでは登場する、のだめと学校で親しくなる天才少年のリュカはいないのは、ちょっと寂しいかな…

心に残る台詞

☆空気よめって言ってんですよ

印象的なシーン

☆初共演の喜び妄想シーン
☆ひどいボレロが本当にひどいシーン
☆バソンの団員オーディションのシーン
楽器についても学べちゃう!


観てよかったか?
5点 大変良かった!
4点 良かった
3点 ふつう
2点 ん~~~
1点 所々寝た(とばした)
0点 見るのを止めた


もう一度観たいか?
5点 もう何度も観てる
4点 観たい
3点 観るかも
2点 何とも言えない
1点 できれば他の作品を
0点 記憶から末梢したい…

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ブー子