あらすじ
不器用なあまり、家族や教え子にも去られてしまうボクシングジムの名トレーナー、フランキー。そこへ、今の生活から抜け出すためにプロのボクサーを目指したいという女性、マギーがやってくる。初めは断り続けていたフランキーだったが、彼女の熱意に応えるように指導をし始める。
心に残る台詞
☆自分を守れ
☆希望を持て
☆ボスを信じるわ
☆モ クジュラ
☆チャンスがなかったと言う人もいる。しかし、最後にどう思うか。(彼女は)やれるだけやった。
☆誰でも一度、負けていい
☆タフなだけじゃだめ
印象的なシーン
☆試合のシーン
感想
ボクシングの試合も含め、臨場感あふれる作品です。
クリント・イーストウッドさん演じる、フランキーの不器用さ。ヒラリー・スワンクさん演じる、マギーのまっすぐな生き様。そして、いつでも傍で見守っているという脇役ですが、モーガン・フリーガンさんも良かったです。
マギーの、目標に向かって練習に打ち込むシーン、…というより、鍛え上げられていくカラダの変化も、本当にすごかった。
心に残る台詞以外にも「解決しようとするな」「辛いことがあっても止めない。カラダに染み付いているから」などなど、心に訴えかけてくるセリフがたくさんあります。
しかし、ダメな家族っぷりが、よく描かれていた。どうにかしたいが、どうすることもできないことも、世の中にはたくさんあるものだと、ため息が出てしまう程だ。
そして、何より衝撃をうけるのがストーリーだ。30歳を過ぎた女性が、目標に向かって突き進む。努力する。夢が叶い始める。そこからの…。
人生は、自分の力でどうにかなることもあれば、そうではないこともある。だからといって、自分でどうすることもできない時は諦めろということでもない。マギーの選択は、ある意味究極だし、それが、正しいとかいけないということは、もはや誰もジャッジすることはできないのではないだろうか、さえ思う。ただ、、、その生き様を見て、生ききるとは、こういうことなのか、と思えたのも事実だ。
トレーナーのフランキーの心情も、考えれば考える程辛い。
自分らしく生きるというのは、どういうことなのだろうか。そう、自分に問いかけずにはいられなくなる作品です。
↑レンタルです
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5点 もう何度も観てる
4点 観たい
3点 観るかも
2点 何とも言えない
1点 できれば他の作品を
0点 記憶から末梢したい…
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ブー子