(更新 2015.10.21)

8点『ドライビング Miss デイジー』

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あらすじ
1948年の夏。教職を退職したデイジーは、ある日買い物に出掛けようと車に乗るが、運転を誤り事故を起こしてしまう。息子のブーリーは心配し、半ば強引に母専用の運転手を雇うが、周りの目も気になるデイジーは、なかなか受け入れようとしない。…白人のユダヤ系のおばあさんと、初老の黒人ベテラン運転手ホークとの心の交流と友情を、25年の時の流れの中で描くヒューマンドラマ。

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心に残る台詞
☆お互い、持ちつ持たれつ
☆(失敗を叱られ落ち込むメイドに)心配するな、世界の終わりじゃないよ
☆(キング牧師の言葉)最大の悲劇は、悪しき人々の過激な言葉や暴力ではなく、善良な人々の沈黙と無関心な態度です
☆何とかやっていくのが人生です

印象的なシーン
☆サケ缶の話のシーン
☆綺麗なガーデニング

感想
主人公のおばあさんは、少々頑固で、お口が達者でしかも強い。離れて暮らしている家族ですら、何かを言われる度に疲れる、という様子は、リアルで、よく分かる。
一方、運転手として雇われたホーク(モーガン・フリーマン)は、そんな彼女の態度や言葉を、優しく笑って受け流します。相手を尊重しているということが伝わってくるので、嫌味もありません。

話をしたり、ここぞという時に傍にいるというのは、何とも心強いですね。時間は掛かるかもしれないけれど、心を開いていく鍵です。

何でもない日々の生活を一緒に過ごすということも、とっても大事なことなのだなぁと感じさせられます。

相手を批判するだけでは、良いことは生まれない。どんなことも見方を変えると、印象は変わるものなのですな。

人種差別や偏見の問題も描かれています。主従関係だけでない、心の繋がりを強めていく様子は、見ている側の心までホンワリ温めてくれますよ。


観てよかったか?
5点 大変良かった!
4点 良かった
3点 ふつう
2点 ん~~~
1点 所々寝た(とばした)
0点 見るのを止めた


もう一度観たいか?
5点 もう何度も観てる
4点 観たい
3点 観るかも
2点 何とも言えない
1点 できれば他の作品を
0点 記憶から末梢したい…

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ブー子