(更新 2015.10.21)

5点『ティンカー・ベルとネバーランドの海賊船』仲間は誰

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あらすじ

ピクシー・ホロウで"魔法の粉の番人"をしている、好奇心旺盛な妖精・ザリーナ。粉に手を加えることは禁じられていると忠告されても、内緒で実験を繰り返し、森が大混乱を起こす騒ぎを起こしてしまう。それから1年後、フェスティバルの最中に、観客がみんな眠らせられてしまった。間一髪で逃げたティンカー・ベル達は、その犯人を知ってビックリ!なんと、あの事件から行方が分からなくなっていた、ザリーナだった。

9/26(土)ディズニーチャンネル 13:00〜『アニメ/ピーター・パン』放送です!

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心に残る台詞

☆不思議だと思ったことはないの?
☆勇気を出したら居場所を見つけられる(エンディングソングより)

印象的なシーン

☆葉っぱのウォータースライダー
☆「ピーター・パン」の話しとリンクするシーン

みどころ

フック船長の若かリし姿

 
 

感想

今まで誰もやったことがないことをするのにも、人(妖精)が成長するにもハプニングが付き物?!今回は、この作品のキーパーソン(キーフェアリー)でもある、何でも知りたがりの破天荒な妖精・ザリーナの成長物語。今までのシリーズに無く、悪者が出てくる作品です。

まず、このザリーヌという妖精。性格は、誰もが当たり前に「使っているもの」や「守っている決まり事」に対し、「なぜ?」と疑問を持ち、仲間に問いかけたり、また、ないものは作ろう、と考えたりと、周囲からは「この子、何を言っているの?」と少々面倒くさがられてしまうタイプ。彼女の暴走する行動は、いつもは、お騒がせのティンカー・ベルでさえも「少し落ち着いて」となだめ、困ってしまう程・・・
また、友達といるよりも、1人で何かを考え、体を動かしている方が好な彼女は、自分の失敗で森をめちゃくちゃにしてしまった時、相談する妖精も、頼れる妖精もいなかったからか、その森から逃げ出すことしかできません。いざ一人になり、寂しい時に、助けてくれた人たちに心を救われたのでしょう。自分に仲間ができたと思った彼女は、きっと彼らの役に立ちたいと思い、自分の力を証明したいとも思ったはず。「船長」とおだてられ、いい気分になり、自分のアイディアのすごさを証明したくなり、実行したら、用済みになって捨てられてしまった・・・。そう、彼らは、自分たちだけが良い思いをしたいだけで、彼女のことは仲間だとは思っていない悪党だから。

もう、心が弱っている時というのは、正常な判断は難しいものなのですよ。悪い人というのは、こういう人を見つけるのに長けていますから・・・。ザリーヌが再び起こした事件によって、それに気付いたティンカー・ベルたちは、彼女をほっておくわけにはいかない状況になり、結果彼女を助け出そうと戦います

けれど、ザリーナが、もし、実験を失敗しなければ、いつまでも妄想にふけっているだけだったかもしれないし、もし、若きフック船長たちに出会わなければ、いつまでも放浪していたかもしれない。もし、彼女が"あんなこと"を企まなければ、ピクシー・ホロウに戻るキッカケはなかったかもしれない・・・。

彼女は、いろいろ遠回りはしたけれど、発明だけでなく自分を必要としてくれる仲間の大切さに気付くことができたのかもしれません。その時は「もうダメだー」と、悲観的になこともあるけれど、経験すること1つ1つに意味があるってことに気付くことでしょう。

1人では、生きていくのは難しい。その為には、自分の好き勝手にやっているだけではだめなのよ?人の話も聞こうね、という教訓が描かれているようにも感じました。本当の仲間とはなんだろう、と考えさせてくれる1本ではないでしょうか。

・・・考えすぎ?


観てよかったか?
5点 大変良かった!
4点 良かった
3点 ふつう
2点 ん~~~
1点 所々寝た(とばした)
0点 見るのを止めた


もう一度観たいか?
5点 もう何度も観てる
4点 観たい
3点 観るかも(TVでやってたら)
2点 何とも言えない
1点 できれば他の作品を
0点 記憶から末梢したい…

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ブー子