(更新 2016.02.07)

7点『天使の分け前』出会いが運命を変える

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2012年, イギリス・フランス・ベルギー・イタリア, 106分
『天使の分け前』とは、ウイスキー(など)が毎年樽の中で2%ほど蒸発して失われる分のこと。
人を思いやるハリーの優しさが胸を熱くさせるヒューマンドラマ。

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感想

人を助けるって、こうゆうことなんだぁと感じます。

暴行事件を起こし、300時間の社会奉仕をすることを言い渡されたロビーは、指導者であるハリーと接していくうちに、忍耐だけでなく、ウイスキーの奥深さに気付き、才能を開花させていきます。

それまでの彼は、親同士も険悪だったというクランシーとの揉め事も絶えず、恋人の父親からも疎ましがられているなど、もがけばもがく程悪い結果を招くという状況。

その「負の連鎖」を観ているだけでも、一度休憩を挟みたくなったほどです。

そんな状況に、いつも彼の味方でいる、恋人のレオニーの存在も、見どころの一つです。

訛りのあるイントネーションはドイツ語を聞いているようでした。

おまけ

※内容に触れていますので、知りたくない方は飛ばしてください。
ハリーは人に揚げ足を取られたり、挑発させられたりすると、自分が暴走してしまう、まるで『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のマーティのような性格。
「たとえお前が変わりたくてもクランシーが難癖つけてくる」というセリフに、胸が痛くなりました。
人の目・態度というのは時として残酷なものですね。

そうなると、環境・住む場所を変えるというのは、最も重要なことのような気がします。

真面目に悪いことを考えているシーンもありますが、自分で道を切り開くというのは、危険も隣り合わせだということなのだろう。

心に残る台詞

☆黙ってたほうがいいよ
☆なぜ親切に?昔受けた親切を私が返す番

印象的なシーン

☆警察が身体チェックをするシーン
アルバートよ、なんということを…


観てよかったか?
5点 大変良かった!
4点 良かった
3点 ふつう
2点 ん~~~
1点 所々寝た(とばした)
0点 見るのを止めた


もう一度観たいか?
5点 もう何度も観てる
4点 観たい
3点 観るかも
2点 何とも言えない
1点 できれば他の作品を
0点 記憶から末梢したい…

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