2007年, 日本, 116分
真実は見えたけど正義が見えない不思議なお話。
あらすじ
1995年1月17日早朝、神戸で震度6度の地震が発生したというニュースと同じ日に、ある県警の課長である不破が消えたと妻から連絡が入る。疾走するはずのない人が失踪し、指名手配中の犯罪者が姿を現したことで、県警3000人を揺るがす事態へとなっていく…。
感想
「震度0』って、どういう意味なのでしょうか。
はっきり言って、地震は関係ありません。見事に関係がないのです。
「事件は現場で起こってるんじゃない、会議室で起こっているんです!」
どんな時も大切なのは自分のことだけ、立場が危うくなる事態は人を蹴落としてでも避ける。
妻同士でも見栄と欲望のぶつかり合い。
そんな人間の欲がリアルに描かれています。
これを見て、ハッと我に返る人もいるのではないでしょうか。
「真実をお話になりますか?」いや〜話せません。
ラストまで心がゾワゾワする作品でした。
キャスト
横山秀夫さん原作
出世のことで頭がいっぱい、冬木優一:上川隆也さん
キャリアの本部長、椎野勝巳:渡辺いっけいさん
ノンキャリアの不破義仁:西村雅彦さん
ノンキャリア刑事部長の藤巻昭宣:國村隼さん
ノンキャリア交通課の倉本忠:升毅さん
ノンキャリア交通課の間宮民男:斉藤暁さん
不破の妻を調査する大谷聡:木下ほうかさん
心に残る台詞
☆我々の利害は一致しているのではないのですか?
印象的なシーン
☆冬木と藤巻のぶつかり合いシーン
↑天下り先の、出世欲のぶつかり合い
観てよかったか?
5点 大変良かった!
4点 良かった
3点 ふつう
2点 ん~~~
1点 所々寝た(とばした)
0点 見るのを止めた
もう一度観たいか?
5点 もう何度も観てる
4点 観たい
3点 観るかも
2点 何とも言えない
1点 できれば他の作品を
0点 記憶から末梢したい…
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ブー子