(更新 2015.10.22)

7点『夏と冬の間に』見えたのは自然の摂理でした

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あらすじ
11分のショートムービー。冬に住む男の子と、夏に住む女の子。正反対な境遇に存在する2人は、隣り合っているけれど、共存することはできないのでしょうか?彼らが導かれるように出会った時、何かが少しずつ変わリ始める…

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印象的なシーン
☆景色(背景)
☆歩くと同時に変化する季節

感想
セリフは無く、ゆったりとした音楽が流れる、絵本のようなアニメーションです。絵も、可愛いけれど、「もののけ姫?!」みたいな、少しドキッとするシーンもあります。
男の子の名前は、アベル。女の子の名前はアポリン。2人が出会い自然と沸き起こる、互いへの興味、恐怖、それらを経て芽生える、相手を気遣う心。決して一緒にいられる二人ではないのかもしれないけれど、一番近い存在でもあるような…。

名前が気になったので、少し調べてみると、アベルは、「旧約聖書中の人物。アダムとイブの子。…(省略)。」(『スーパー大辞林3.0』より引用)。アポリンという名前はなかったけれど、アポリアという言葉があり、その意味は「問題を解こうとする過程で、出会う難問。哲学では、同じ問に対して二つの合理的に成り立つ、相反する答えに直面すること。」(『スーパー大辞林3.0』より引用)とありました。この2つの名前が、この物語のキーワードでもあるような気がします。冬と夏、男と女、静と動、・・・。11分という短いドラマの中に、自然の摂理がすべて詰まっているような、とても深いテーマの作品だと思います。


観てよかったか?
5点 大変良かった!
4点 良かった
3点 ふつう
2点 ん~~~
1点 所々寝た(とばした)
0点 見るのを止めた


もう一度観たいか?
5点 もう何度も観てる
4点 観たい
3点 観るかも
2点 何とも言えない
1点 できれば他の作品を
0点 記憶から末梢したい…

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ブー子