あらすじ

母親を亡くした孤児の姉妹。11歳でいつもストップウォッチを持っているマニーと、ちょっと強気で、爪を噛む癖がある16歳のロー。里親のところからローがマニーを連れ出し、それ以来2人きりで車の旅を続けている。最近太ってきたと思っていたローは、実は妊娠したことに気付き、産婦人科に出向く。しかし、臨月を迎えていることを知り、思わずその場から逃げるように飛び出してしまう。自分たちで勉強しようとベビー用品店に行くのだが、何から手をつけて良いのかも分からず…。そこで姉妹が思いついたこと、それはお店で働く知識が豊富なエレーンというおばさんを、誘拐することだった！！

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「犯罪者には屈しない」と食べ物を口にしないエレーンに対し、事情を話したがらないロー。彼女の足に錠をはめたまま、2人はローレルとアマンダと名乗り、奇妙な３人暮らしが始まる…。

心に残る台詞

☆打ち解けても油断は禁物
☆贈り物を上手く使えない人がいるの
☆贈り物の上げ方は１つじゃなく　いろいろあるの
☆なぜ家族のいる所でくつろげないの？

印象的なシーン

☆エレーンの歩き方
☆困った時に助けてくれるエレーン
☆エレーンとの再会シーン

みどころ

おかしな展開

 
 

感想

日テレの深夜にやっている『映画天国』での視聴。

妹・マニー〈アマンダ〉役、スカーレット・ヨハンソンさんの初主演作。
途中で寝てもいいやくらいに思って見始めたものの、映画『ロスト・イン・トランスレーション』の時と変わらぬ彼女の空気感と、先の読めないストーリーに、思わず最後まで見入ってしまった作品。

頭の回転が早く、人を冷静に判断できる妹・マニー〈アマンダ〉は、姉の行動に所どころ疑問を感じつつ、でも一緒にいるにはうまくやるという感じで、ちょっと大人。対する姉・ロー〈ローレル〉（アレクサ・パラディノさん）は、考える前に行動するタイプで、
2人で生きるためには善悪だとか考えていられないの、と言わんばかりに、とにかく目先の目標を達成させるためには手段を選ばない。そんな親の愛情を知らない姉妹が、互いに助け合いながら生き抜こうとする姿は、たくましいの一言に尽きます。

ひょんなことから一緒に住むことになった、こちらも少し訳アリそうなおばさん・エレーン（マリー・ケイ・プレイスさん）の存在も、ちょっと不思議。初めは警戒ＭＡＸだけど、一緒に過ごすことで少しずつ…、というところが、この作品のおもしろいところ。

別々で生きることよりも、一緒にいることを選んだ姉妹（＋α）の、その後がどうなったも気になります

おまけ・備忘録

※内容に触れていますので、知りたくない方は飛ばしてください。
ローの行動を見ると、大人の存在の大切さを痛感します。
「５００語くらいでエッセイを書くのよ」という、エレーナのアドバイスは、生きるための新しい武器になるなぁ、とふと思ったブー子です。

「会う前の人を夢に見たことある？」
「ローは相手の下心を読まないと落ち着かないの」
「誰にも内緒ゲーム」

 
 

観てよかったか？
５点　大変良かった！
４点　良かった
３点　ふつう
２点　ん～～～
１点　所々寝た（とばした）
０点　見るのを止めた

もう一度観たいか？
５点　もう何度も観てる
４点　観たい
３点　観るかも
２点　何とも言えない
１点　できれば他の作品を
０点　記憶から末梢したい…

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ブー子