あらすじ
片付けられない女子・二子玉川はダイエット器具のオペレーター業務を、仕事だと割り切り、なんとなくやりこなす毎日を送っている。男性を招くため、散らかり放題の自分の部屋を片付けようとしたけれど、一人では手が付けられず、チラシにあった片付け専門会社「人生がときめく片づけ社」に依頼をする。やってきたのは、ちょっと不思議な雰囲気の女性・乗田磨輝子。片付けてもらえるとばかり思っていた二子玉川は、自分で片付けなければならないことに不満を持ちながらも、言われた通りに洋服を仕分けていく。次の日の約束の時間、乗田と一緒にたまたま彼がサプライズでやってきたのだが、片づけ途中の部屋を見た彼は、そのまま帰っていってしまった…。
スポンサーリンク
二子玉川は、彼と一緒に来た乗田を責めると、別の日、次ぎ会う約束をしようと彼に会いに行く。「今度は大丈夫」と言う彼女に対し「そうゆう人って変わらないと思うよ」と、冷たく突き放されてしまった二子玉川は、片付ける意味がなくなってしまったと思い、依頼を断ってしまう。しかし、後日、「片付けは自分の為」という乗田の言葉に動かされ、再び乗田の会社に行き、中途半端な自分にケリを付けたいと、片付け指導の続行をお願いする。
心に残る台詞
☆彼のために片付けるのですか?間違っています
☆残念ですが どうぞ いらないものに埋もれて暮らしてください
☆中途半端に終わらせた場合は 一生分からないでしょう やり遂げることが出来れば分かります
☆「いつか」は永遠に来ません
☆片付けは人生を変えるんです
☆じゃあ何で 今まで片付けられなかったの?
☆甘すぎず・重すぎず・なめらか(な人)
☆本人の意志がなければできませんから
☆人は出会ったものすべてを持って生きていくことはできません
☆モノには役目があります
☆こんなにたくさんの思い出に囲まれて暮らしているのに幸せそうに見えません
☆「片付ける」=かたをつける
印象的なシーン
☆MOCO'Sキッチン??
☆マリモ
↑なつかし〜♪
☆子どもと洋服をたたむシーン
みどころ
片付け方
感想
「以上、乗田磨輝子でした。」という決め台詞が耳に残る仲間由紀恵さん、のフワッとした演技にハマります。
ちょっと癖のある、片付けの指導人さんである彼女が、片付けられない人に伝えるのは「片付け方」。彼女は、自分でできるようにならなければ、いつまでもできないまま何も変わらないよ?そのためには「何を残すか見極めること」、「モノを持つことと、大事にすることは違う」ということ、「いつもありがとうという気持ちでいることが大事」なのだと、落ち着いて教え諭してくれます。
モノが溢れている現代、彼女が依頼者に伝えることは、見ているこちらにまで伝わってきます。
そして、まさかの、映画『誰もしらない』のような(ネグレクト)問題…。
→映画『誰も知らない』について書いた記事はこちら
子役のご兄弟、須田瑛斗くんと須田理央さんの演技が、とても可愛らしかったです。
配役、よかったです。
仲間さんの他、片付けベタで、改心した女性・二子玉川(にこちゃん)役の夏菜さんの、できないっぷりや、筑波さん(つっくん)役の速水もこみちさんの、癒し系キャラも、ステキでした。いや〜、仕事のパートナーで、できないところをおぎない合える関係って、いいですよね。あと、ミスターちんさんも!やはり、いい味出してました。
自分がときめくものに囲まれた部屋…。ん〜、想像するだけでワクワクしますね♪
さーてと。掃除しよっかな☆
おまけ
※内容に触れていますので、知りたくない方は飛ばしてください。
設定として、最初から片付けられない人ではなかったご婦人(倍賞美津子さん)が、息子の子どもの頃の自転車を取っておいたっていうのは、ちょっとやり過ぎ感が否めませんでした。。。。でも、あの子たちに届くんだろうなぁ、との予想通り、自転車をもらう嬉しそうなシーンも見られたし、洋服をたたむシーンなどがとっても可愛かったので、良かったです!(?)しかし、あんなに清潔そうな洋服があるのに、着替えないで同じ服でいるのは、なんでかな?きっと意味があるのだろうな、うん
のりまきちゃんがずっと日傘を持って、しかも、そのまんま、よそ様のお宅に入るのは、どうなの?と、気になって見ていたら、最後のあのナレーション。あ、そっか。納得です
以上。ブー子でした☆
備忘録
★片付けの順序★
1・衣類の仕分け:最初は迷っても、ときめき(ココロが動くこと)の感度を上げるには、実践あるのみ!
捨てるor残す(ちょっとキュンとしたモノやジワーッとくるもの)
迷っているものは?→今着てみる。
たためるものは、手でシワを伸ばすようにしながらたたみ、立てて収納する(『ゴールデン・ポイント』があるそう)。なんと10着を掛けられるスペースがあれば40着がしまえる!とのことですよ?ストッキング・靴下も、しばったり、折り返したりするとストレスがかかって良くない、と。
2・本
風を通してあげます。本を開きながらやっていると、ときめき感度が落ちて、時間ばかりかかってしまいますよ?想像してみよう、好きな本で埋まった本棚を…ムフ☆
3・書類:基本、ダンボールに入れた時点で全捨て。
「封筒のままだと分からなくなる」とのこと。「今必要なモノ」「しばらく必要なモノ」「ずーっととっておくもの」に分け、思い出は最後に片付けるといいんですって。
…などなど、見ていると実践できそうなことばかり。まるで講習会に参加しているようですわ。
片付けコンサルタントで世界的にも有名になった近藤麻理恵さんの『人生がときめく片づけの魔法』(サンマーク出版)が原案となっているこの作品。(2013年9月27日に、日テレの「金曜ロードSHOW!」の特別ドラマ企画で放送:Wikipediaによる)
これは、本を読んでみても面白そうです♪
観てよかったか?
5点 大変良かった!
4点 良かった
3点 ふつう
2点 ん~~~
1点 所々寝た(とばした)
0点 見るのを止めた
もう一度観たいか?
5点 もう何度も観てる
4点 観たい
3点 観るかも
2点 何とも言えない
1点 できれば他の作品を
0点 記憶から末梢したい…
スポンサーリンク
この記事のQRコード
ブー子