(更新 2015.10.21)

8点『少年と自転車』リアル?アンリアル?

ホーム > おうちで映画

, , ,


あらすじ
父親に施設へ預けられた少年、シリル。施設を飛び出しては、父親を探しまわる。ある日、町で偶然出会った女性、サマンサに、彼は週末のみ里親になってほしいと頼み、一緒に父親を探し当てるのだが・・・。。

スポンサーリンク

印象的なシーン
☆涙を流すサマンサ

感想
ドキュメンタリーのようなタッチで進んでいく、フランスのヒューマンドラマ。

主人公の少年シリル(Tomas dolet)が、親と一緒に住めないという現状を受け入れられず、必死にもがく姿が痛いほど伝わってきます。

唯一の肉親である父親は、自分の事しか考えられないし、友達になれると思った、年の近い男には騙される・・・。そう、大人だからだとか、子どもだからとかいうのではなく、人は誰もがみな不完全なのですよ。

本来、寄り添えるはずの大人(父親)に見放されてしまったシリルは、孤独と戦います。けれど奇跡的に、側に寄り添ってくれる女性、サマンサに出会えます。どんなに励まされたかしれません。

けれど、彼はそんな彼女に対しても反抗もします。

けれど、見捨てないんです。彼女は、側に居続けようとするのです。大人と子どもの違いは、これだ!と思いました。

ハッピーだとか、アンハッピーだとかという話ではなく、また、全てが、よくなるわけではないけれど、全てが悪いことだらけという訳ではない、そんな物語に、日常って、こんなことの繰り返しかもなぁ、と気付かされました。
子どもには、やはり、善悪を教えられる、大人が必要なんだ。サマンサのような、強さを持った人間になりたいと思うブー子なのでありました。


観てよかったか?
5点 大変良かった!
4点 良かった
3点 ふつう
2点 ん~~~
1点 所々寝た(とばした)
0点 見るのを止めた


もう一度観たいか?
5点 もう何度も観てる
4点 観たい
3点 観るかも
2点 何とも言えない
1点 できれば他の作品を
0点 記憶から末梢したい…

お役に立ったらシェアお願いします
スポンサーリンク
この記事のQRコード 8点『少年と自転車』リアル?アンリアル?"

ブー子