あらすじ
モナコ大公・レーニエ3世と1956年に結婚した、オスカー女優・グレース・ケリー(ニコール・キッドマン)の、実話に基づいたフィクション。1961年、フランスがアルジェリア戦争の資金集めに、保護下にある無税のモナコへ、法人登録しているフランスの企業への税金徴収を要求してきた。政治的な問題に、そして自分の生き方を見つめる公妃グレースの出した切り札とは…
心に残る台詞
☆赤十字舞踏会でのグレースの話「おとぎ話を信じます。…どんな努力も惜しまない覚悟があれば、…。自分の身を切る覚悟があれば…。」
印象的なシーン
☆単語にあわせて変える表情
☆差し入れをするシーン
☆赤十字舞踏会のシーン
☆化粧をするシーン
感想
モナコ大公と結婚したという特別な人の話ではあるけれど、家族を大切に思う気持ちは、誰にでも当てはまるのではないかしら。舞踏会の挨拶のシーンでは、その頃のモナコのピンチを救うグレース・ケリー、おとぎ話に出てくる女神のようでした。
結婚し、女優業から皇室に入った彼女は、公妃であり、妻であり、母であり、指導者。家族や、国民、そして、自分を大切にし、自分ができることをやりきろうという、努力の人でもありました。ヒッチコックへの電話のシーン(「あの役には…」と言うシーン)、では、これからの長い生活の覚悟・決意が感じられました。もし、本当の自分は?と問われたら、困ってしまう人。この作品を見ると、もしかしたら、考えるきっかけになるかもしれません。
自分の居場所を見つけ続け、最後まで自分を演じ続けた、というと少し切ないけれど、彼女にしかできない役を全力投球、やり切ることを決断できた「グレース・ケリー」という一人の女性の、魅力の詰まった作品でした。
観てよかったか?
5点 大変良かった!
4点 良かった
3点 ふつう
2点 ん~~~
1点 所々寝た(とばした)
0点 見るのを止めた
もう一度観たいか?
5点 もう何度も観てる
4点 観たい
3点 観るかも
2点 何とも言えない
1点 できれば他の作品を
0点 記憶から末梢したい…
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ブー子