2013年, フィンランド, 80分
本当に必要なモノとは?モノがあふれた部屋を見直すとことで見えてくるコト。
感想
自分の実体験をそのまま映画にしちゃったという、おもしろくもあり、考えさせてくれる作品!
3年前の失恋から、何もかもが嫌になってしまったヘルシンキ在住、26歳、独身のペトリ(ペトリ・ルーッカイネンさん)は幸せを見つけるために、ある実験を試みる。それは「持ちモノを全て倉庫に」「持って来るのは1日1個」「1年間続ける」「1年間何も買わない」というルールを自分に作ることだった。この実験的な生活から、一体何を得るのだろうか…?
ドキュメンタリーチックだなぁ、と思ったら、本当にドキュメンタリー作品だった!
モノが好きだという彼の周りにいるのは、ステキな家族と仲間たち。
「本当に必要なモノが見えてきた」という彼の姿から、きっと何かが
おまけ
※内容に触れていますので、知りたくない方は飛ばしてください。
持つべきモノは友??
彼の周りには、何でも分かってくれる友人・ズケズケモノを言う友人など、自分の意見をしっかり言ってくれる人が多いです。
主人公でありカメラに収めているのはペトリ・ルーッカイネンさん。フィンランドでテレビ番組を手掛けてきた方である彼が監督・脚本・制作総指揮者をとっているそうです。(dTVのコンテンツ詳細より)
おもしろいやり方だと思ったのは、初めから捨てるのではなく、持ちモノを全て倉庫に預けるということ。
これは時間も手間もかかる
けれど、本当に自分に必要なことを知るというのは時間も手間も必要だという事なのかもしれません。
人それぞれ、その日その時必要なモノ、感情も変わるモノ。
彼に言わせれば、物欲も「もうこれで十分だ」と感じたり、突如として無くなったり、突然湧いてきたりするもの。(本編より)
人はモノではできていない。。。
ペトリとおばあちゃんとの会話から、きっと何かを感じさせてくれます。
そんな変化を受け入れ楽しみながら、自分と上手に向き合っていくことができればいいのかなぁ、なんてことを考えながら観てました。
あれば便利と思って何でも溜めてしまう前に、ちょっとひと呼吸してみよう♪
心に残る台詞
☆僕はモノに支配されそうだった 部屋はモノだらけだが 心はからっぽだった
☆なぜ不幸なのか考える場所が必要だ
☆持ってるモノの多さで幸せは計れない
☆お婆ちゃんのモノという感じがする
☆女性は男性よりモノが必要よ
☆家庭はモノではない
↓おばあちゃんとの会話はためになります
☆モノは全部残していくことになる
☆何が本当に必要かは自分で決めないとね
☆節度を身につける方法はそれしかないわ
印象的なシーン
☆雪の降る街を裸で走るシーン
☆洗濯機の水漏れシーン
観てよかったか?
5点 大変良かった!
4点 良かった
3点 ふつう
2点 ん~~~
1点 所々寝た(とばした)
0点 見るのを止めた
もう一度観たいか?
5点 もう何度も観てる
4点 観たい
3点 観るかも
2点 何とも言えない
1点 できれば他の作品を
0点 記憶から末梢したい…
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ブー子