(更新 2015.10.21)

9点『ハウルの動く城』見つけたのは自分の居場所

ホーム > おうちで映画

, ,


あらすじ

お父さんの遺した帽子店で真面目に働くソフィーは、派手な母や妹と違って、ちょっぴり自分に自信のない女の子。賑やかなフェスティバルの日、助けてくれたのが「女の子の心臓を取ってしまう」という噂が流れるハウルという魔法使いだった。ドキドキする心のまま店に帰ると、そこに現れたのは、荒地の魔女。ソフィーは訳も分からぬまま、おばあちゃんの姿にされてしまった!!

スポンサーリンク

翌朝、ここにはいられない、、、と何も言わずに家を出るソフィー。町を離れ歩き続けると、カブ頭のかかしに出会い、不思議な形をした大きな動く家?にたどり着く。そこでは、しゃべる火のカルシファーや、変装をする?小さな男の子・マルクル、そしてついに、ハウルと再会することができたソフィー。早速、自分にかけられた呪いを解いてもらおうとするのだが…。

心に残る台詞

☆年をとっていいことは驚かなくなったことだねぇ
☆僕はもう十分に逃げた ようやく守らなければいけないものができた キミだ
☆おばあちゃん大丈夫だよ 僕がついてるからね
☆あなたにならできるわ
☆一流は場所を選ばないって
☆ココロって重いの

印象的なシーン

☆おばあちゃんの姿になってアタフタする姿
☆汽車の煙に巻き込まれてしまうところ
☆城の中を掃除しながら歩きまわるシーン
ワクワクしてもっと見たくなる!
☆湖のほとりで休んだ後ソフィーについてマルクルが椅子を持って帰るとこ
☆ソフィと荒地の魔女が階段を上がるシーン
☆飛行機?を城から落とすシーン
☆引越しシーン
☆マルクルとソフィのやり取り
☆荒地の魔女とヒンのやり取り

みどころ

地味な少女が おばあちゃんの姿になって活き活きし始めるところ

 
 

感想

公開当初、劇場で観た作品です。声優さんのことでも話題になりましたね。
個人的には、アニメでも洋画の吹き替えでも声優を職業としている方にやってもらいたいブー子。ジブリ作品で、俳優さんが多く起用されるようになったのは、実はちょっと残念・・・。もう、ジブリは俳優さんだけしか担当しないのではないか、と思わせられるほど。

けど、見終わった後、この世界に引きこまれてました↓まとめて書いてます。

ソフィーの心の変化は容姿で、ハウルの心の変化は言葉で。。。
ピンチだ、というような時にも下を見ずに笑顔。前向きなセリフが随所に散りばめられていて「あぁ、こういう言葉っていいなぁー」って教えてくれてるような、そんな作品です。

互いを信じ高め合う関係って、いいもんですね〜。
(内容に触れてない?!)

ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんの原作本:「魔法使いハウルと火の悪魔」(徳間書店刊)時間を見つけて、読んでみよっと☆

おまけ

※内容に触れていますので、知りたくない方は飛ばしてください。
おばあちゃんの姿にされてからは、前向きな言葉が魅力的なソフィー。けれど魔法にかけられる前は、その反対。いつもため息混じりで、表情が暗〜い印象。ハウルもソフィーと出会った当初は、染めた髪の色が気に入らなくて落ち込んで、闇の精霊を呼び出してしまったり、怖くなって部屋にこもったり…。マイナスな発言や思考というのは、魔法があろうとなかろうと、悪い気が状況をより悪くしてしまうってこと、ありますよね。だからこそ、この二人のように、笑顔で前向きな言葉を発していこう!うん。

&nbsp

心に残る台詞・番外編

ブー子プレゼンツ。何度も聞きたくなるセリフを集めてみました。

☆ソフィー(倍賞千恵子さん)
「ソフィーばーちゃんを甘く見ないで!フッ」「どこか好きなとこに立ってなさい」「いいんだけどねぇ〜」「あんたその変装やめた方がいいよ?」「動きなさいよぉ」などなど。
都合の悪いことは自然に聞き流す婆ちゃんっぷりが最高です。

☆ハウル(木村拓哉さん)
「絶望だぁ〜」「あぁ〜ソフィーがみんな連れてきちゃったよ・・・」
キムタクさんは、キムタクさんなんだけど、好青年でもちょっぴり子ども、というハウル役がピッタリでした。

☆荒地の魔女(美輪明宏さん)
「お先にしつれ〜い」「おかし〜わね〜。なんであんな元気なの?」「そうだっけ?」「あたしんだよ〜」「ワンちゃん♪」「キレイな火だねぇ♪」
あの女性とも男性とも言えないミステリアスな声。キャラクターは美輪さんがモデルなのでは?と思ってしまうくらい。他の作品には『もののけ姫』の、モロの君役。

☆カルシファー(我修院達也さん)
「うま〜い」「ヤバイ」
独特な声で、脇役ながらも存在感大!この他『千と千尋の神かくし』では青蛙役。

☆マルクル(神木隆之介さん)
「待たれよ」「いつもと同じじゃ」「カブ〜、引っ張り過ぎだよぉ」
キャラクターとのフィット感、たまりません!その他『千と千尋の神かくし』の坊役、『借りぐらしのアリエッティ』の翔役、そして『星をかった日』という、三鷹の森ジブリ美術館の短編作品でもノナ役など。

☆かかしのカブ・ヒゲの兵士(大泉洋さん)
・・・
今作品では、好青年役の王子の声がハマりにハマっていました。カブは大活躍だけど、魔法にかかっている時間が長かったのでセリフは映画の最後だけ。実はジブリ作品の常連さんの大泉さん。『千と千尋の神かくし』の番台蛙役以降『猫の恩返し』で先生役、『思い出のマーニー』では山下医師役、そして神木さんと同様『星をかった日』にもメーキンソー役で抜擢されるなど、群を抜いて活躍されています。

そして、なによりびっくりしてしまったのが、この作品には「TEAM NACS」の皆さんが声で出演していらっしゃるという事。エンドロールで、安田顕さん、森崎博之さん、佐藤(戸次)重幸さん、音尾琢真さん、と、流れてましたね〜。

興奮しました!
ジブリの作品と縁が強い「水曜どうでしょう」の活躍の場の広さに拍手!

気になる劇中曲

『世界の約束』 作詞:谷川俊太郎さん 倍賞千恵子さんが、優しい声で歌われています。

 


観てよかったか?
5点 大変良かった!
4点 良かった
3点 ふつう
2点 ん~~~
1点 所々寝た(とばした)
0点 見るのを止めた


もう一度観たいか?
5点 もう何度も観てる
4点 観たい
3点 観るかも
2点 何とも言えない
1点 できれば他の作品を
0点 記憶から末梢したい…

お役に立ったらシェアお願いします
スポンサーリンク
この記事のQRコード 9点『ハウルの動く城』見つけたのは自分の居場所"

ブー子