(更新 2015.10.21)

3点『ダイアナ』世間がほっとけなかった悲恋の物語

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あらすじ

1997年8月31日、深夜のパリ。ダイアナ元英国皇太子妃が車の事故により、36歳の若さで生涯をとじた…。チャールズ皇太子と別居し、3年が経とうとしていた1995年11月20日。BBCのインタビューで、型にはまらない自分について、「人々の心の王妃」になりたいと語ったダイアナの、実話を基にしたお話。

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心に残る台詞

☆(問題は)誰が私を受け止めてくれるのか
☆人間に即興はつきもの
☆人の長い人生には分かれ道がある
☆何事も可能なはずでしょ

印象的なシーン

☆医師を隠して家に帰るシーン

みどころ

王室での離婚騒動や彼女の美しさに、何をしても世間からは好奇の目にさらされてしまう「ダイアナ」

この作品で使われている気になる曲

バッハ『ゴルトベルク変奏曲~アリア』→細田守監督のアニメ映画『時をかける少女』など、様々な作品で耳にする1曲です。

 

感想

住居・実際にされていた慈善活動(再現)・青系の衣装から「ダイアナ元英国皇太子妃」を連想できますが、主人公役のナオミ・ワッツさんが、ダイアナさんに重ねて見ることが難しかった…。ストーリーは、自分に正直で、人を愛し愛されたかった女性の悲恋の物語というような感じです。主に、チャールズ皇太子と別居した後からの実話を基にしたお話で、離婚したことによって、大きな宮殿に一人子どもと離れ過ごす孤独さや、王室・世間の目がある中でのハスナット医師との恋が描かれています。心に抱えていたであろう不安や悩み、何をしても批判されてしまう立場…という、どうやっても絶ち切ることができない縁合に、生きるそのものが難しかったのだろうなと、想像を膨らませながら見てました。ラストも意味深なカメラワークがありましたが、その意図がまったく分からないまま、この映画はフェイドアウト彼女は、やはり謎が多かった。

「才能とパワーで何でもできる」と言われても、やはり彼女も一人の女性。自分をいい意味で特別扱いしない、人としても尊敬できるハスナットさんといる時が、幸せな時間だったのかな。少し強引だけど、実行しようと思ったら、腹を決めて前に進む、という姿は勇ましさを感じました。

備忘録※内容に触れていますので、知りたくない方は飛ばしてください。

《アンゴラ》ハスナット医師と出会って1年後に病院慰問。メディアを通し「地雷撤去」と「作らない」と訴える。
《オーストラリア・シドニー》で慈善舞踏会を開催。
《パキスタン・ラホール》に、ハスナット医師の家族に会いに行く。
《イタリア・リミニ》 
《アメリカ・ニューヨーク》エイズ救済のためにオークションに出品》
〈ショパール〉でパパラッチに。
《イタリア・サルデニア島》ドディとパパラッチに。
《ボスニア・サラエボ近郊》
《イタリア・ポルトフィーノ》パパラッチ。
《フランス・パリ》


観てよかったか?
5点 大変良かった!
4点 良かった
3点 ふつう
2点 ん~~~
1点 所々寝た(とばした)
0点 見るのを止めた


もう一度観たいか?
5点 もう何度も観てる
4点 観たい
3点 観るかも
2点 何とも言えない
1点 できれば他の作品を
0点 記憶から末梢したい…

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ブー子