『第97回全国高校野球選手権』東北勢からは１校、関東勢から３校となった、準決勝の結果です！
１試合目 「仙台育英」（宮城）VS「早稲田実業」（西東京）
２試合目 「関東第一」（東東京）VS「東海大相模」（神奈川）

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１試合目 「仙台育英」7 対 0「早稲田実業」

２６年ぶり！仙台育英が決勝進出を決めました！！

	1回	2回	3回	4回	5回	6回	7回	8回	9回	計
仙台育英	0	0	3	4	0	0	0	0	0	7
早稲田実業	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0

★試合の流れ★
１回表
どのバッターも、打っていきますが、ピッチャー松本君のアウトコースを中心とした、ナイスなピッチングでヒット出ず、この回を３人で抑えます。
１回裏
ショートゴロ→２番玉川君がフォアボールでこの試合で初めての出塁。→２塁へ転がった打球を背番号４番・谷津航大君のナイスプレー、２塁に送球し１塁もアウト！ダブルプレーが出ます。
２回表
４番郡司君がフォアボールで出塁。５番佐々木(良)君の打球はレフト前に上がり、それを背番号１１番・宮崎廉太君が前方に走りながらのキャッチ！　１アウ ト１塁にします。６番紀伊君も、レフト前に放ち、この打球がこの試合初めてのヒットになり、１アウト１・２塁になりますが、７番佐々木（柊）君の１塁ゴロ を、２塁に送球してアウト。２アウト１・３塁の時、→ショートゴロで、得点には繋がりませんでした。
２回裏
デットボールで出塁しますが、この回は４人で抑えられてしまいます。
３回表
９番佐藤（世）君の打球は、３塁を大きく抜けて、レフト線への２塁打。ピッチャーが、２塁を気にしながら、１番佐藤（将）君に投げた球は、フェンス直撃の ２塁打！ノーアウト２・３塁に。２番青木君のライトへ伸びる打球はファウル、観客も「おおーっ！」と、うなりますが、次の高めの球を、再びライトへのヒッ ト！２点を先制し、２対０にします。３番平沢君の時、キャッチャーが２塁へのけん制をしますが２盗に成功。平沢君が２塁ゴロで、２塁ランナーは３進し１ア ウト３塁。４番郡司君の３塁方向へのヒットで、更に３塁ランナーがホームに帰って１点を追加。打球を１塁に送球し、キャッチしますが、走ってきたランナー と接触し、球が落ちてしまい１塁もセーフ。（すでに左の親指を怪我しているという清宮君だそうですが、大丈夫でしょうか。）この回、３点をあげ３対０とな りました。
３回裏
１アウト１・２塁の時。３番清宮君が初球打ち！打球が２塁へ。しかし、少し送球が乱れて、２塁がセーフ。その後、３塁にも送球しますが、少し守備同士のタ イミングが合わなかったか、３塁もセーフになり、２アウト満塁に！しかし、次の打席でピッチャー佐藤君の素晴らしいけん制球で、２塁をアウト！ナイスプ レーで得点を許しませんでした。〜ここで、応援席の映像。自身の怪我で、プレーはできなくなったけれど、チームのマッサージで貢献しているという仙台育英 の生徒さんが紹介されました。〜
４回表
ショートゴロ→８番谷津君のショートへのヒット→送りバント成功で、１アウト２塁になり、ピッチャーは上條君に交代します。１番佐藤（将）君は、変化球を 捉え、強烈な打球がサードのエラーもありショートも抜け、２塁ランナーがホームに帰って１点追加、４対０となります。なおも２アウト２塁、ここで３番平沢 君の、右中間フェンスを大きく超えるＨＲ！（大会第３０号）、自身３本目となるＨＲで、３点が入って、７対０と点差を広げます。
４回裏
〜少し雨が降ってきたという甲子園球場〜早稲田実業の攻撃は、レフトフライ→ピッチャーゴロで２アウトの時、６番富田君の１塁へのヒット。ピッチャーが フォローに入りますが、一足間に合わずランナーがセーフ。しかし、その後、空振り三振で、１塁残塁での３アウトチェンジとなりました。
５回表
５番佐々木（良）君がデッドボールで出塁しますが、その後ピッチャーゴロを、ダブルプレーで抑えられ２アウト。７番佐々木（柊）君がライト線への２塁打を放ちますが、→レフトフライを捉えられ、２塁残塁での３アウトに。
５回裏
８番代打・和田君がフォアボールで出塁しますが、次のバッターのショートゴロをダブルプレー。→２塁へのゴロと抑えられてしまいます。
６回表
早稲田実業のピッチャーが吉野君に交代します。ライトファウルフライ→フォアボールで出塁しますが、ショートフライで２アウトになり、その後、２盗失敗での３アウト。
６回裏
３塁ゴロ→フォアボール→空振り三振→レフト前ヒット→センターフライ・・・。ピッチャーの落ちる球に苦戦、ヒットが続きません。
７回表
〜小雨が少し強くなってきたというこの回〜強打者が続く打席ですが、空振り→２塁ライナー→２塁フライと三者凡退に終わります。
７回裏
代打を起用し、フォアボールで出塁しますが、次のショートゴロをしっかり抑えられてしまい、ダブルプレーで２アウト。その後もフォアボールで出塁しますが、→ピッチャーゴロで、なかなか得点に繋げられません。
８回表
ピッチャーが１年生・服部君に交代します。３塁に転がる打球を少し落としますが、落ち着いて送球で１塁をアウト→ショートゴロ→レフトフライと、三者凡退です。
８回裏
レフトフェンス前まで大きく飛んできた打球を、途中出場の、背番号１７番・山本昇應太君の、背面ジャンピング・キャッチ！その勢いのままスライディングし ても球は落とさず、１アウト。ナイスプレーです！！その後、続く２塁へのフライも走ってキャッチされるなど、仙台育英の好守備に阻まれ、三者凡退になりま す。
９回表
ショートゴロ→２塁へのゴロ→そして、次の打席でも、「ナイスボール！」というように親指を立て、ピッチャーを盛り立てるキャッチャー・加藤雅樹君の姿が見られます。その後、ピッチャー・ファウルフライをしっかりキャッチし、３アウトにします。
９回裏
ライトフライで１アウト→６番富田君がストレートを捉え、センター前にヒットを放ち出塁しますが→ピッチャーの落ちる球に空振り三振→８番代打・菊池君 に。ピッチャーはキャッチャーのサインに対し首を２度横に振り、その後投げた球を、バッターがしっかり捉えセンターの前へ大きくヒット！２アウト１・２塁 にします。しかし、次の球は２塁の方へ上がり東海大相模の守備が勝利を確信したかのように、両手を上げてしっかりキャッチで、この試合を閉めました。

ホ テル住まいという、いつもと違う環境で臨む試合。どの選手も、コンディションを整えるのが、きっと大変なことでしょう。この試合で、ヒットを続けて出すこ とが出来ず、「大量失点で焦ってしまった」という、早稲田実業。アルプスへの挨拶の後、涙がこらえきれなくなる選手の姿に胸が熱くなりました。そして、そ の強い打者たちを寄せ付けなかった、仙台育英のピッチャー佐藤世那君のナイスピッチング！本日１２１球、ヒット６本に抑えるという成績で、９回を投げきり ました。悲願の初優勝に向かって、あと１つです！！

 

 

２試合目 「関東第一」3 対 10「東海大相模」

東海大相模の勝利。５年ぶりの決勝進出です！！

	1回	2回	3回	4回	5回	6回	7回	8回	9回	計
関東第一	0	0	0	0	0	0	1	2	0	3
東海大相模	4	1	0	0	4	1	0	0	×	10

試合前には強い雨が降っていたようです。今日は２６℃と少し涼しい甲子園球場。準決勝の２試合目です。
★試合の流れ★
１回表
空振り三振が続き、３番伊藤君がフォアボールで出塁しますが、４番五十嵐君の時、２盗失敗で３アウトチェンジ。
１回裏
１番千野君が初球から振っていき、レフト前ヒット。続く２番宮地君のレフト線への大きな当たり、２塁打を放ち、１点先制！０対１、ノーアウト２塁。３番杉 崎君が１塁線を大きく破る２塁打を放ち、１人帰って再び１点を追加、０対２に。更に４番豊田君の打球は、レフトのフェンスを越えてHR（大会第３１ 号）！！二人がホームに帰り、０対４、なおもノーアウト。５番磯網君もライト線２塁打を放ち、６番長倉はフォアボールで出塁すると、ここでピッチャーが金 子君に交代。その後ピッチャー前のバントで３塁をアウト。→ライトフライで、２塁ランナーは３進しますが、→ピッチャーゴロでバッターを抑え、追加点を阻 止しました。
２回表
空振り三振の後→５番長嶋君がセンター前にヒットを放ち、１アウト１塁に。ピッチャーゴロで２塁に進塁し、７番森山君へのデッドボールで、２アウト１・２塁になりますが、→センターへのフライを捉えられ３アウト。
２回裏
１番千野君がセンター前のヒットで出塁すると、ピッチャー前送りバントで、１アウト２塁に。→センターフライで、２アウト２塁。４番豊田君の打球がショー トに、しかし弾いてしまった間に、２塁ランナーがホームに帰って１点追加の０対５、２アウト１塁に。なお５番磯網君の時、ボーク判定があり、ランナーが２ 塁に進みます。磯網君が放った大きな打球はぐんぐん伸びる大きな当たり。しかし背番号７番・レフトの森山将君が打球を見ながら、後ろに向かってダッシュ！ 背面ジャンピング・キャッチ！！そのままスライディングし、壁（？フェンスの下のクッション部分）に頭をぶつけますが、打球はしっかりグラブの中におさ まっていて、アウト！！ガッツなプレーに、場内が沸きます。

５回表・東海大相模の守りが光る！
９番金子君はライト前にヒット。→ショートゴロで１アウト２塁に。２番井橋君の打球は１塁前送りバント、守備もフォローに入りますが、送球間に合わず１塁 がセーフ、しかし、すかさず３塁に送球し、わずかにオーバーランした３塁ランナーをタッチアウト！！冷静な判断が、出塁を阻みます。３番伊藤君の時、 キャッチャー長倉君が即座にけん制球を放ち、２塁をアウト。この回をナイスセーブで終わらせます。
５回裏
５番磯網君が、センター前にヒット。６番長倉君は３塁前に送りバントしますが、悪送球で１塁ランナーが３進成功。ノーアウト１・３塁になります。７番竹内 君のピッチャー前バント、ここで３塁ランナー磯網君は一度止まって、戻ります。しかし、そこでまさかの送球エラー、球は１塁を抜けていき、それを見た磯網 君が、見事にホームに帰って、１点追加！０対６になります。ノーアウト２・３塁、８番川地君の打球はレフト前に飛んでいき、更に１点追加、０対７になり、 ここで関東第一のピッチャーが小松原君に交代します。９番吉田君の時、隙をついての２盗に成功。→２塁ゴロで１アウトになりますが、２・３塁にそれぞれ進 塁。ライトフライがあり、２アウトになり、２番宮地君のレフト前に大きな当たりで０対９、２アウト１塁と更に点差を広げます。次の打席で、けん制が成功し ２塁をアウト、この回を終わります。
６回表
ショートゴロ→ライトフライ→５番長嶋くんがフォアボールで出塁し、６番黒田君がライト前にヒットを放ち、２アウト１・３塁。→しかし、見逃し三振で得点には繋がりませんでした。
６回裏
３番杉崎君の打球はレフト線に！送球が乱れた隙に２塁へ進みます。本日、３打席続けての２塁打です。（大会タイ記録）その後、ライトフライがあり、２塁ラ ンナーは３進。５番磯網君がライトへのフライを放つと、良い返球が帰ってきますが、キャッチャー捉えきれず、３ランナーがホームイン。１点を追加し０対１０になります。

７回表
空振り三振→２塁ゴロで２アウト。１番オコエ君は４打席目で本日初のヒット、レフト前に放ち出塁。２番井橋君の時、ワイルドピッチで２塁に進み、井橋君も フォアボールで出塁、ノーアウト１・２塁になります。３番キャプテン伊藤君がライト前にヒットを放ち、１点を返し１対１０となります。
７回裏
ピッチャーが田邊君に交代し、センターフライ→ショートゴロ→見逃し三振をと三者凡退に抑えます。
８回表
東海大相模のピッチャーも交代、ここで小笠原君になります。５番長島君、飛んでいったのは、ボールではなくバットです。しかし、その後、ライトへの大きな 当たり、ヒットを放ち、ノーアウト１塁。６番黒田君の打球は、高いバウンドをしライト前に！２打者続けて、ヒットが出ました。ノーアウト１・２塁です。７ 番森山君の時、ワイルドピッチでそれぞれ進塁しノーアウト２・３塁、森山君は見逃し三振になります。８番鈴木君がショートへのヒットを放ち、３塁ランナー が生還、ここで３塁をオーバーランしたランナーが守備に挟まれますが、キャッチャーを振りきり、ホームでフォローに入ったピッチャーへの送球よりも早く に、ランナーがホームイン！！３対１０にします。１アウト２塁となりますが、その後、空振り三振→３番オコエ君のコールに、場内大歓声！とにかくバットを 振っていきますが、２塁ゴロで、追加点に繋げることができませんでした。
８回裏
ピッチャーゴロ→フォアボールで出塁するも→３塁ゴロで２塁がアウトで２アウト。１塁ランナーは２盗に成功しますが、次のレフトフライで３アウト。
９回表
３塁ゴロで１アウトの時、３番伊藤君がデッドボールで出塁します。４番代打・佐藤君がレフト前にヒットを放ち、ランナーを１・２塁に進めます。１塁ラン ナーの代走に桑名君を起用しますが、３塁へ放たれた打球をダブルプレーで捉えられ、１５時４４分試合終了。東海大相模が決勝進出を決めました。

明日は宮城 仙台育英 対 神奈川 東海大相模の対決です。

 

 

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