(更新 2015.08.20)

ベスト4決まる!!2015年夏の甲子園12日目 結果

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本日、ベスト4決定!!『第97回全国高校野球選手権』の結果です!

1試合目 九州国際大付属(福岡) VS 早稲田実業(西東京)
2試合目 花咲徳栄(埼玉) VS 東海大相模(神奈川)
3試合目 仙台育英(宮城) VS 秋田商業(秋田)
4試合目 関東第一(東東京) VS 興南(沖縄)

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1試合目 「九州国際大付属 」1 対 8「早稲田実業」

早稲田実業の快勝ベスト4進出を決めました。

1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
九州国際大付属 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1
早稲田実業 0 2 0 4 0 0 2 0 8

★得点シーン★
2回裏
ショートゴロで1アウト。5番金子くんの三振振り逃げで、1アウト1塁に。6番富田君が初球を当てて、レフトポール直撃のHR。2点を先制します。(大会第24号)
4回裏
3番清宮君の初球打ち、打球はライトへ大きく伸び、2試合連続のHRで1点を追加(大会第25号)、0対3に。4番加藤君がフォアボールで出塁し、5番金子君が1塁前送りバントを成功させると、ここでピッチャーが中村君に交代します。1アウト2塁で、6番富田君が、なんと右中間に2打席連続のHRを放ち(大会第26号)2点追加、0対5と更に点差を広げます。7番宮崎君の粘りに粘った8球目、右中間に3塁打を放ち、ピッチャーがエース富山君に交代します。次の打席、8番松本君とのエース同士の勝負は、フルカウントまでいき、空振り三振で、2アウト3塁。9番渡辺君はセンター前ヒットで、3塁ランナーがホームに帰って、1点追加、バッターは2塁まで走り込んで、0対6の、2アウト2塁に。次のバッターを空振り三振にし、追加点を阻止しました。
7回表
3番岩崎君がライト線ヒットで出塁。4番山本君の、勢い良く3塁側へ転がった打球を好守備(★↓で詳しく)に阻まれ、1アウト2塁。5番脇坂君は、2塁ゴロで2アウト3塁。6番宇都君の打球はセカンドの横を抜けて、センター前ヒット!1点を返し、1対6にします。
7回裏
2番玉川君がセンター前ヒット、3番清宮君が左中間のフェンス直撃の2塁打、その後空振りで1アウト2・3塁になると、5番金子君がライト前ヒットで1対7に。1アウト1・3塁の時、6番富田君はキャッチャーがファウルフライを取って2アウト。7番宮崎君の打球は、守備の間をコロコロっと転がり抜け、センター前に。1対8と、この回2点追加で、更に点差をつけます。

★印象的なシーンなど★
7回表
サードの山田淳平君。三遊間に抜けるかという勢いのあるゴロを、左に大きくジャンプでキャッチ!ナイスガード&送球で、1塁をアウト!
3回裏
この回の打球はすべて2塁へ、ゴロ→ゴロ→フライと背番号4番・亀谷昇平君が3つの打球を取り、アウトに。難しい体勢からの送球で、1塁をアウトにする好プレーも!
4回表
ショートを守る背番号6番・金子銀佑君。ゴロも、フライでふわっと上がった打球も、後ろに振り返りながらの、ナイスキャッチでこちらも好プレーで出塁を阻みます!
8回裏
ノーアウト1・2塁の時。2番玉川君の3塁ゴロしっかりさばいて、三塁→1塁をアウトのダブルプレー。3番清宮君の時、ピッチャーが2塁にけん制球を放ち、成功!3アウトに抑えます。加点を阻止したピッチャーのナイスプレーが光りました。
9回表
大きく上がった打球の落ちる先には、野手のグラブが待ち構えている。まるで、次の打球がどこに飛んでくるかを分かっているかのような、早稲田実業の守備の凄さが際立ったラストイニング、3アウトで勝利を決めました。

ベスト4進出です!

試合後直後、涙なしで、どこか清々しい顔を見せてくれた九州国際大付属の選手の皆さん。初回は、両チームとも三者凡退。2回表では4番山本君のヒットで出塁をしますが、早稲田実業がダブルプレーで抑えるなど、守りも本当に堅かったと思います。

和泉実監督の試合後のインタビューでは「100年前の先輩と肩を並べたいと思っていた」と、先輩たちへの敬意が感じられました。「HRが出すぎ」と、とても嬉しそうにお話をされる姿も印象的でした。

 

2試合目 「花咲徳栄」3 対 4「東海大相模」

接戦の末、東海大相模の勝利です。5年ぶりのベスト4を決めました。

1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
花咲徳栄 0 0 2 1 0 0 0 0 0 3
東海大相模 0 1 0 1 0 0 0 1 1 4

★得点シーン★
2回裏
4番豊田君がライトフライ、5番礒網君はライト前ヒット、6番長倉君の時、盗塁失敗でランナーがいなくなってからの、ライト前ヒット。2アウト2塁になり、次の7番竹内君がレフト前に大きく放ち、2塁からのランナーが、返球より1足速くホームイン!先制の1点をあげます。
3回表
2塁ゴロ→見逃し三振で2アウト、2番太田君の打球はセンターの守備を抜け、バックアップに入った野手が取りこぼしている間に、3進成功!3番岡崎君の打球もセンター前に大きく当たり、同点タイムリーヒット、1対1に追いつきます。4番大瀧君の時、岡崎君は2盗に成功。そしてライト前への大きな勝ち越しのタイムリーヒット!!2対1と逆転に成功します!
4回表
見逃し三振、1アウトの時。7番笹谷君の打球は、三塁前で飛び跳ね、2塁打に。8番鎌倉君がピッチャーゴロで2塁ランナーが三進すると、9番上村君の時、ピッチャーのワイルドピッチにより、ランナーが1人帰って3対1に。上村君の打球はサードのジャンプを越え、レフト前ヒットに。続けて1番久々宇君がレフト前ヒットで2アウト1・2塁になり、ここで、ピッチャーが小笠原君に交代し、加点を阻止しました。
8回裏
4番豊田君はライト前ヒット、5番礒網君は1塁前送りバンド成功。6番長倉君の時、ボーク判定、キャプテン長倉君が大きく放ったレフトへの犠牲フライで、3対3の同点に!!味方の粘り強いプレーでの追加点に、先発吉田凌君の涙が見えたような気がしました。7番竹内君がフォアボールで出塁すると、マウンド上で守備陣が集まってタイム、間合いを取ります。打った打球は、3塁先の外側に逸れていきファウル。1球、1塁にけん制してからの次の球に当て、打球が2塁ゴロとなり、少しこぼしてからの送球が間に合い、1塁をアウトにします。
9回裏
9番小笠原君の打球は、イレギュラーをしたかのような打球でしたが1塁ゴロエラーに。1番千野君の3塁前送りバントで二塁をアウト、その後1塁に送球した球が、カメラマンの席に入ってしまい、ランナーが2塁に。〜ピッチャーからの2塁ランナーの映像に、緊張感が高まります〜 2番宮地君の打球は3塁ゴロ。1塁に送球し1塁がアウト、2アウト2塁に。6番杉崎君の初球打ち、打球はレフトを越えて、サヨナラタイムリーヒットとなりました!3対4で試合終了です。

 

★印象的なシーンなど★
3回表
逆転され、2アウト1塁の時の見事な当たり。これをショートの杉崎成輝君のダイビング・キャッチ!ナイスプレーでした。
5回裏
1アウト1・2塁の時。花咲徳栄のピッチャーが2年生の高橋君に交代します。2塁へのけん制が悪送球になり、1アウト1・3塁になると、そこで、すかさずピッチャー笹谷君が笑顔でピッチャーを励ましに向かいます。その後フォークが続き、次の打球が3塁ゴロをサードが前に出てきて、そのままホームに返球!タッチアウトで加点を阻止します。2アウト1・2塁になり、次の打球が2塁へのヒットで2アウト満塁になります。画面でも確認できる程の雨が降る中、4番豊田君に向け、145km/hのストレートで2ストライク、次の球もストレートでバッターを空振り三振に!ピンチを切り抜けました。
6回裏
センター大瀧愛斗君の大きく伸び上がりながらの背面ジャンプ・キャッチ!3塁へゴロへの打球の時には、キャッチャーの位置をしっかり確認し、落ち着いてホームに返球し、3塁ランナーをタッチアウトする場面もありました。空振り三振でピンチを切り抜けた、あきらめない守備が光った回でした。
7回裏
1塁ゴロ・空振り三振・2塁フライと打ちとる背番号18番・2年生の高橋昴也君。好投が続きました!

花咲徳栄を応援するアルプススタンドでは、青いメガホンで応援する姿が見えました。そこには、春夏秋冬と4番ある校歌の「夏」の校歌が書かれていて、応援に来た方と一緒に歌っていたそうです。2年生の活躍が光った花咲徳栄。来年の活躍を楽しみにしていたいと思います。

この試合、1点、1点と、点を積み重ねていった、東海大相模の粘り勝ちとなりました。

 

 

3試合目 「仙台育英」6 対 3「秋田商業」

応援側も感動の試合展開!仙台育英が勝って、ベスト4進出です。

1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
仙台育英 0 0 0 1 3 1 0 0 1 6
秋田商業 0 0 0 0 1 0 0 0 2 3

★得点シーン★
4回表
ライトフライ→センターフライで2アウトの時、3番平沢君の打球は、雨にも負けず、ライトにグングン伸びていき、ポール際のフェンスを大きく越えるHRに!(大会第27号)1点を先制します。
5回表
5番佐々木(良)君はライト前ヒット。6番紀伊君の打球が1塁側に転がり、ピッチャーが取るか、ファーストが取るかで、少し球の処理が遅れ、その間にバッターが1塁に走り込んで、セーフ。7番百目木君がフォアボールで出塁すると、ノーアウト満塁に。8番谷津君の打球がセンター前タイムリーヒットで2点追加、3対0になり、ノーアウト1・2塁に。9番佐藤(世)君も続いて、早い打球がライト前まで抜けて、ヒット!2塁ランナーと返球がほぼ同時にホームに着き、審判の判定はセーフ!4対0と、この回3点をあげます。
5回裏
ショートゴロで1アウトの時、7番成田(和)君のセンター前ヒットで出塁。次の打球で2塁がアウトになりますが、9番工藤君のライト前ヒットで、ランナーは1・2塁に。1番会田君の打球は3塁線を抜ける2塁打、1人ホームに帰って4対1になります。
6回表
4番郡司君がセンター前にヒット。5番佐々木(良)君の打球は、ショートへの強い当たりで、ノーアウト1・2塁になります。次の打球でダブルプレーを取られますが、7番百目木君がセンター前ヒットを放ち、5対1、更に点差を広げます。ここで、ピッチャーは斉藤君になり、今まで投げていた成田君はライトへ移動します
9回表
7番百目木君は、ショートのエラーもありノーアウト1塁。8番西巻君の打球はセンターの前に落ちて、2塁打になり、ランナーは2・3塁に。9番佐藤(世)君がライトへの犠牲フライで6対1と、更に点差を広げます。
9回裏
2人を空振り三振に捉え、2アウト。7番成田(和)君がフォアボールで出塁し、8番柴田(輝)君のライト前ヒットで2アウト1・2塁に。9番工藤君が初球からバットを振っていき、レフト線への2塁打!2塁ランナーがホームに帰って1点が入ります。また、レフトからの送球が乱れている間に1塁ランナーもホームインし6対3、2アウト3塁となり、9番会田君に。応援席からは、あの、選手を盛り上げるチャンス時の曲が鳴り響きます。1球目がボール、2球目をファウル、、、。大きな手拍子が場内を包みます。そして3球目、打った球は、なんとピッチャーへまっすぐ飛んでいき、体勢を崩しながらのキャッチ!!3アウトで試合終了です。

★印象的なシーンなど★
7回表
3塁ゴロで1アウト、2番青木君が打席に入ると、仙台育英の応援席からはトランペットの音色。「♪チャララ〜、チャーララララララ・チャララララ〜 ララララ〜」(時代劇『必殺仕事人』)の曲が響き渡った後の打球は、3塁打!次のバッターの打球も、ライトへ高く上がります。しかし、その下で待ち構えていたのは、先程ピッチャーを交代していた1番成田翔君です。見事な返球、コントロールばっちりで、ホームで待っているキャッチャーに、ワンバウンドで返り、ランナーをしっかりタッチアウト!!すごいロングボールでした。次の打球・3塁ゴロも、大きなバウンドにあわせてのサード小南天耀君のジャンピング・キャッチ!からの送球で、1塁をアウトで3アウト!好守備で守りきった回でした!!

仙台育英の応援席で太鼓を叩くその手には、手を洗うだけでも痛いというたくさんのマメと、破れた水ぶくれ、そして腕にはテーピングという姿で、必死に選手を盛り上げる応援団の姿がありました。

東北校同士、定期戦で何度も練習試合を行い、お互いを高め合ってきた二校の甲子園での対戦は、球場で応援している人だけでなく、テレビで見ているこちらにまで、その熱気が伝わってきました。ヒットが出ると、続いてヒットを出す仙台育英。また秋田商業のチャンス到来の曲(曲はオリジナルなのでしょうか?)、「♪チャーララーラ・ラララララン・チャンチャカ チャカチャカ・チャンチャカ チャカチャカ チャーラーラ…」と軽快な音楽で選手を盛り立て、それに掻き立てられるように、奮闘する選手たち。もう、試合終了時は、両チームの熱いプレーに感動し、涙が止まりませんでした。

忘れられない、戦いの試合の1つとなりました!!

 

 

4試合目 「関東第一」5 対 4「興南」

関東第一がベスト4進出です。

1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
関東第一 0 1 1 1 0 0 0 0 2 5
興南 0 2 0 0 0 0 1 0 1 4

★得点シーン★
2回表
1アウトの時に、5番長嶋君の先制ソロHR!(大会第28号)
2回裏
6番佐久本君の3塁を破る2塁打。7番砂川君はショートへのヒット。8番高良君のショートゴロがエラーで、ノーアウト満塁に!その後、空振り三振で1アウトになりますが、1番比嘉君のセンターへの犠牲フライで3塁ランナーがホームイン。2塁ランナーは3塁に進み、2アウト1・3塁に。2番仲君が放った打球にセンター・オコエ君も走り、前方に水しぶきを上げながら滑り込みますが、1歩届かず大きな2塁打に、勝ち越しの1点が入り、1対2となります。
3回表
空振り三振→キャッチャーのファウルフライで2アウト。2番井橋君が3塁前ヒット、3番伊藤君のセンター前ヒットで1塁ランナーが3塁に進み、守備が送球に手間取る間に、一気にホームイン。2対2の同点に追いつきます。
4回表
5番長嶋君のライト線フェンスギリギリの2塁打!6番丸山君の送りバントで、1アウト3塁。7番鈴木君の打球は3塁へ、しかしボールが弾かれ、その間3塁ランナーがホームイン!3対2と、逆転に成功します。
7回裏
2アウト1・3塁の時。5番城間君への初球、打った球は3塁方向に飛んでいき、サードもよく止めましたが、ファウル。その後打たれた球はセンター前へ、同点のタイムリーヒットになり、3対3に追いつきます。
9回表
3番オコエ君が打席に立ちます。比屋根君の148球目、レフトフェンスを大きく越えるHR(大会第29号)!!みんなの期待を裏切りませんね!指を空に指して走ります!!
〜交代の時、3塁側からオコエコールが響きました!帽子を取って笑顔で応え、守備に入っていく姿が爽やかでした〜
9回裏
1番比嘉君の打球はレフト方向にフェンス直撃の2塁打。オコエ君の打球と同じように飛んでいき、思わずフェンスを越えるかと、ドキドキはもう止まりません!2番仲君はピッチャーフライで1アウト、3番具志堅君2ボール・2ストライクで、大きく息を吹くピッチャー・金子尚生君。2ストライクからもバットを振っていき、ファウルが続きます。8球目、ライト前に打球が飛んでいきヒット!見事な打球に、見事な返球、2塁ランナーがホームに間に合い!5対4になります。1塁のランナーを、代走・渡久地君に交代し、まだなお戦闘態勢の興南。4番喜納君のショートゴロで2塁をアウト、1塁はわずかに間に合わず、2アウト1塁と変わらず。そして5番城間君が空振り三振、キャッチャーが取りこぼしている間に、1塁にスライディングしますが、一足早くボールが届き、アウトに。18時55分試合終了です。

★印象的なシーンなど★
2回表
センターに飛んできた球に向かい芝生の上を滑り込みますが、わずかに届かずヒットに。スローで見ると、水しぶきが上がるのが見えます。グラブの中を拭いて、試合再開です。
4回裏
2塁で取りこぼしている間、バッターは止まらず、そのまま3塁に向かいますが、返球早く、3塁でタッチアウト。
6回表
2塁ゴロを取りこぼしている間に、3塁を回りますが、ホームに向かうのを途中で止め、3塁に。しかし戻りきれず、タッチアウト。
8回表
見逃し三振で1アウトの時、4番五十嵐君の右中間を破る2塁打で1アウト2塁。5番長嶋君のすごい当たりは、ファーストのど真ん中、打球を止めて、転がったボールを落ち着いて拾い、1塁をアウト。ランナーは3塁に。しかし、次のバッターを三振に捉え、得点させない興南ピッチャー2年生の比屋根雅也君です。

雷雲が近づいてきたということで、スタートが見合わせられ、16時20分プレイボールとなった4試合目。互いに粘り強い攻撃を見せたゲームで、試合終了後、「ナイスゲーム!!」と、観客席からも声が上がっていました。敗れた興南の選手たちのやりきった顔、そして試合後の一礼の後に、ピッチャー比屋根雅也君とオコエ瑠偉君が握手する姿が、とても印象的でした。

 

 

関東が3校勝ち残るという中での準決勝2試合は、明日を挟んで、以下の予定となっています。

1試合目(11:00開始予定)
仙台育英(宮城)vs 早稲田実業(西東京)

2試合目(13:30開始予定)
東海大相模(神奈川) vs 関東第一(東東京)

 

テレビの前でも張り切って、応援させて頂きます!!

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