(更新 2015.12.19)

満点『シザーハンズ』雪が降るワケは…

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1990年, アメリカ, 105分
発明家によって作られた人造人間と、少女の悲恋の物語。

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感想

「おばあちゃん、なぜ雪が降るの?」孫に優しく聞かせるのは、昔むかしのお話。
小さな町で化粧品の訪問販売をしている、4人家族のお母さん、ペグ。その日は化粧品が全く売れず、まだ行ったことのない山の上のお城に足を伸ばすことに。すると、そこには、両手がハサミの男・エドワードが一人で住んでいました。かわいそうに思ったペグは、彼を家族の住む家に連れて帰ります。初めは、奇妙に思ったご近所さんたちでしたが、彼の斬新な庭の剪定や、ペットのトリミング、ヘアーカットの評判はあっという間に街中に広まり、受け入れられていったかのように思えました。ある日、娘のキムの仲間が、良からぬことを企んで事態は一変してしまいます…。

この作品を、いったい何度見たことでしょう。
カラフルな家や車、洋服などが印象的な、おとぎ話のような世界観は1度見たら忘れられません

口数少なく、怯えたような表情のシーンが多い、人造人間のエドワード役は、あのジョニー・デップさん。
いろいろなものをカットし、得意げな顔をするところがステキなんです

エドワードが、キムを思ってすること。
キムがエドワードのためにしたことを思うと、切なくなるけど、こんな恋も、あるのかな…

雪降る日に、クリスマスに、静かな優しさに包まれてみてはいかがですか

おまけ

※内容に触れていますので、知りたくない方は飛ばしてください。
発明家が、あともう少し生きてくれていれば、…。
キムが、もう少し、…。
近所のおばちゃまたちも、あんなにエドワードのことを好きだったのに、…。
考えれば考える程、やるせない気持ちになっていくのです(涙)

住む世界が違うと、悲しい結果しか生まれないのーーー

世間には、よい事も、悪い噂も、あっという間に広がっていきますね。
しかも事件が起こってしまうと、真実を知ろうとしないで、「誰かが、こう言った」「やっぱり、そうだと思った」なんて言って、真相を知らずに世間の言葉に流せれていくの。もう、なんて悲しいのでしょう

人の興味、優しさ、嫉妬、卑劣さ、ズルさ、嫉妬、そして愛。。。
たくさん詰まったお話になってます。

印象的なシーン

☆カラフルな町
☆エドワードが植木・ペットの毛・髪の毛を切るシーン


観てよかったか?
5点 大変良かった!
4点 良かった
3点 ふつう
2点 ん~~~
1点 所々寝た(とばした)
0点 見るのを止めた


もう一度観たいか?
5点 もう何度も観てる
4点 観たい
3点 観るかも
2点 何とも言えない
1点 できれば他の作品を
0点 記憶から末梢したい…

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ブー子