(更新 2015.11.30)

『洞窟おじさん』43年間のサバイバル人生を垣間見た

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あらすじ

ある日、自動販売機のところで、妙な行動をしているおじさんが警察に捕まる。事情聴取の名前の欄に「かやまかずま」と、ひらがなで書く彼の住処は、なんと山の中の洞窟だった。13歳の時に家族から逃げるように家出をしてから、ずっと外で暮らしてきたという一馬。愛犬シロとの暮らしや、ホームレスから字を学んだこと、花などを売って稼いだ様々なエピソードがコミカルに、時に切なく描かれる。実話を基に描かれたハートウォーミングストーリー。

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感想

BSプレミアム3にて、深夜に放送されていた119分版の再放送の再放送版を鑑賞。ショッキングな内容だけれど、クスッと笑ってしまえるストーリーに見入ってしまった。

山での生活をし始めた子ども時代。商売を始めたり、優しいご夫婦に出会ったり、その他様々な心の葛藤を感じた青年時代。そして発見された今。これらのエピソードがランダムに描かれていて、幼い頃のトラウマが、人と深く関わる事を避けさせ、それでも生きてきた彼の強さと弱さが、ジワーッと伝わってきました。青年期を演じた中村蒼さんの純粋さと苦悩してきた面の描写が、とっても切なかったです。

一変して?おじさん加山一馬を演じたリリー・フランキーさんの存在感と独特の演技が、なんとも言えない空気をかもし出してます。後に、彼の心を癒していく軽部役の、尾野真千子さんのお人柄や、体を張っておじさんと向き合う姿も印象的でした

『そして父になる』という作品でも共演されているお二人。子どもの取り違いが起きた互いの家庭の微妙な距離間がとてもリアルに演じられていたのも、記憶に新しい。
→映画『そして父になる』について書いた記事はこちら

NHK・BSプレミアムドラマで、2015年10月には全4話の完全版が放送されていたそうですが、本が出版されているようなので、こちらを読みようと思います。
『荒野の43年 平成最強のホームレス驚愕の全サバイバルを語る』
『ぼくを救ってくれたシロ』(ドキュメンタル童話)

心に残る台詞

☆かわいそうだからじゃねえ 便利だからだ
☆働かざるもの食うべからず
☆人に優しくされたことねぇから どうしたらいいか分からねんだ
☆信じたいけど 怖いんです
☆それでも生きてんの それだけで意味あるの

印象的なシーン

☆一馬がプレゼントを渡す練習をするシーン

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ブー子