2004年, アメリカ, 95分
ドキドキ・ハラハラおまけにイライラ・クスクスと4拍子揃ったサスペンスドラマ。
あらすじ
夫と息子と3人暮らしのごく普通の主婦ジェシカが、ある日強盗に誘拐され、男の家の屋根裏に監禁させられてしまう。壊された電話機で必死にかかった先は、ライアンという青年だった。一方、初めはいたずら電話だと思って聞く耳を持たなかったライアンだったが、電話先から聞こえてくる話から、徐々にただ事ではないことに気付き始める。犯人を追ううち、犯人はロス市警だと分かったライアンは…。はたして、ジェシカ達を無事に助けることができるのか?!
キーワード
☆誘拐
☆携帯電話
感想
まさかの誘拐されたという人からの電話。しかも”電話が切れたら助けられない”という緊張感あり!
犯人はまさかの警察官だという要素が、何とも言えないスリル感をかもし出しています。
車を乗っ取って犯人を追いかけるシーンや、重要なモノをやり取りするシーンなどはハラハラもんです。
しかし、こんなに緊迫するシーンが満載なのに、なぜか笑えちゃうのが不思議なところ。
↓まとめて書いてます。
ライアンの行動は真剣だし、おじさんポリスのムーニーはどこか抜けてるし、それがどこかおかしくて思わず笑ってしまいます
現実でそんなことしたら性格悪いと思われてしまいそうですが…映画ですから!
どこにでもいそうな青年で、最後まで犯人に立ち向かうライアンをクリス・エヴァンスさん。
この人大丈夫?と実際にいたらちょっと不安なムーニー巡査部長をウイリアム・・H・メイシーさんが演じています。
最後までドッキドキのサスペンス・アクション映画、おすすめです。
車で拐われている最中に助けを求める作品は。
→映画『ザ・コール緊急通報指令室』について書いた記事はこちら
おまけ
※内容に触れていますので、知りたくない方は飛ばしてください。
サスペンスなのに笑っちゃう
通話が切れたらもう助けられない!という緊迫感ある時に、世間の対応の冷たいこと冷たいこと。
こっちは急いでるのに!と、ライアンの立場で見ていると、ついイライラしちゃうような出来事が盛りだくさんなんです。
しかし、この感情の次に沸き起こってくる感覚が、「おいおいっ」と突っ込みを入れたくなるような苦笑い的なおもしろさ。
助けるためにと、セキュリティ会社の車は拝借するし、道路は逆走はするし、工事現場も爆走するという何でもありのライアンの珍行動。その後、どんどん拍車がかかって、店は襲うし車は爆発するしと、何でもありな状態に突入。
人の命がかかっているというのに、周りはそんなことは知る由もなく、これでもかという程のノロノロ運転をされ、そんな時に限って、”充電切れそう”というあるあるにより、さらに緊迫した状況にハラハラさせられた後に、閉店セール中の電気屋さん発見という、まさに緊張感とホッさせられる絶妙なストーリー展開にどんどん引きこまれていきます。
店員は話を聞いてもくれなければ、並んで整理番号を取れとか言うし、爆音で車を運転しているノリノリのおばちゃんがいるし…と、ま〜次から次へとイライラの状況が笑いを誘います。
このイライラとおもしろさという真逆な感覚は、紙一重だったんですね。
この感覚、癖になります。
印象的なシーン
☆カーアクションのシーン
観てよかったか?
5点 大変良かった!
4点 良かった
3点 ふつう
2点 ん~~~
1点 所々寝た(とばした)
0点 見るのを止めた
もう一度観たいか?
5点 もう何度も観てる
4点 観たい
3点 観るかも
2点 何とも言えない
1点 できれば他の作品を
0点 記憶から末梢したい…
スポンサーリンク
この記事のQRコード
ブー子