2012年, アメリカ, 101分
ゲームの悪役がヒーローに憧れ、大暴走!
気になる劇中曲
『シュガー・ラッシュ』
何度も流れているうち、知らず知らずに口ずさんじゃう♪
まさかまさかのAKB48さんが歌ってます!
キーワード
☆悪役
☆ウイルス
感想
ゲームの世界が舞台。
『トイ・ストーリー』とはまたちょっと違った、自我があるゲームのキャラクターたちが活躍する姿に、すっかり見入ってしまいました。
店頭に置いてあるゲーム機『フィックス・イット・フェリックス』の悪役・ラルフは、30周年記念パーティーにも呼ばれず、いつも仲間はずれにされることに落ち込み、自分もフェリックスみたいなヒーローになりたいと思い悩んでいた。ある日、キャラクターの一人に「金メダルを手にすればいい部屋に住まわせる」と言われ、その言葉を信じたラルフは、規則を破って『ヒーローズ・デューティ』に紛れ込み、メダルを手にすることに成功。しかし、帰る直前、敵の卵を割ってしまい、変な生き物に襲われ、逃げているうちに『シュガー・ラッシュ』というゲームに迷い込んでしまう。そこで、ちょっと生意気な女の子・ヴァネロペに金メダルを取られてしまったラルフは取り戻そうと奮闘する。一方『フィリックス・イット…』では、ラルフが登場せず、ゲームが故障したという張り紙が貼られてしまい、廃盤の危機を迎える…というストーリー。
悪役がヒーローに憧れるという設定が、すでにおもしろいディズニーの作品は、なぜこうも、ドキドキ・ワクワクさせてくれるのでしょう。
ラルフのすぐにカッとなる性格や、フィリックスのヒーロー特有の性格がそのまま行動に現れているのも、おもしろい!
仕事として働く、ゲームのキャラクターたちの私生活や、『借りぐらしのアリエッティ』の世界観のようなその世界をこっそりのぞき見しているような雰囲気が、ブー子にはたまりません
曲は、他の作品の感情的なものとは一味違って、ポップな感じのものが多いのも印象的です。
冒頭に、知っているキャラクターが出てきて、それらが持つ(ポヨーンとかいう)機械音が聞けるのには、思わずテンションが上がります!
サイ・バグというゲームを破壊するウイルスは、ちょっと気持ち悪いですが、家族で楽しめる映画です。
おまけ
※内容に触れていますので、知りたくない方は飛ばしてください。
世界観が、スゴイです!
活動時間が過ぎると、ゲームの世界の住人たちが、みんなそれぞれ生活を始める様子や、悪役同士が同じような悩みを抱え、グループ療法をしているシーンなどには、思わず「本当にそうしているのかも」と思わせられてしまいます。
なんといっても、ラルフ。
他のみんなは立派な建物に住んでいるのに、彼は瓦礫の上で寝泊まりしていて、ゲームの時間以外も、みんなから敬遠されているという。しかも、悪役がいなければ成り立たないのに、他のキャラクターに邪険に扱われているところはもう、ラルフがかわいそうなんて思っちゃったりして。
ゲームの中の不思議な世界を、存分に楽しませてもらえました♪
因みに、ブー子は日本語吹き替え版の方がシックリきて好きです。
フィリックスのとても真面目な雰囲気の声と、カルホーン軍曹のクールな声での会話「あなたほど解像度が高い顔は見たことがありません」「そんなお世辞を言っても…」みたいなやり取りにはヤラれました。
ヴァネロペのとっても鼻につく性格も、とても腹を立たされたくらい合っているし、誰よりラルフ役の山寺宏一さんの声は、もう安心・安定、二重丸です。
心に残る台詞
☆そろそろ 専門じゃないことも作ってみてもいいんじゃない?
印象的なシーン
☆悪役のグループ療法シーン
☆仕事を無くしたキャラクター
☆運転の練習シーン
観てよかったか?
5点 大変良かった!
4点 良かった
3点 ふつう
2点 ん~~~
1点 所々寝た(とばした)
0点 見るのを止めた
もう一度観たいか?
5点 もう何度も観てる
4点 観たい
3点 観るかも
2点 何とも言えない
1点 できれば他の作品を
0点 記憶から末梢したい…
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ブー子