1956年, アメリカ, 240分
あらすじ
旧約聖書の世界を、壮大なスケールで描いた作品。ーーーエジプト王の命令で、ヘブライ人の男の赤ちゃんの命が狙われた。モーゼの母は、自分の赤ちゃんの命を守るために、カゴに入れナイル川に流す。偶然にも、赤ちゃんを拾ったのはエジプトの王女。彼女によって、モーゼは立派に育てられ、国王の実子であるラメシスと王位を争うまでになる。しかしある日、ヘブライ人であること聞かされたモーゼは、王女の後を追い、生みの親のところにたどり着き、自分がヘブライ人であることを確認し、そこに留まり、ヘブライ人が奴隷である訳を考えることを決意する…。
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感想
スカパー無料の日に、スターチャンネル1にて、2010年・リマスター版を鑑賞。
およそ4時間にも及ぶ、長編歴史スペクタクル映画。
長いこともあり「そう何度も見ることはないな」という勝手な思い込みから、覚悟を決めて見始めましたが、モーゼ役のチャールトン・ヘストンさんの演技に魅せられ、最後まで飽きることなく見入ってしまいました。
人の数の多さ、当時の最先端技術が使われた特撮などにも圧倒されます。
海を割るシーンは、おおぉっ!となること、まちがいなし
とにかく、スゴイです!いろいろ考えるきっかけになりました。
あなたはこの作品を観て、何を思うでしょうか?
新約聖書の歴史スペクタクル映画といったら、
→映画『サン・オブ・ゴット』について書いた記事はこちら】
おまけ
※内容に触れていますので、知りたくない方は飛ばしてください。
奴隷によって作られたというエジプト都市。レンガ作りに、藁を刻んだり、粘土を練ったりするシーンや、ナレーターによる説明もあるおかげで、まるで物語を読んでもらっているかのような感覚で見てました。その他、奴隷が自由になり町を出るシーンや、ラメシス一派が馬車で奴隷を追うシーンなど、とにかく、ものすごい人・人・人!膨大な制作費が注ぎ込まれたという事実に納得!の作品です。
備忘録
ヘブライ人の赤ちゃん・モーゼの命を助けるために母がカゴに入れてナイル川に流す。そのカゴは子どものいないエジプトの王女に拾われ立派に育てられていく。(信用していた付き人が立ち会っていたが、産着の布を隠し持たれ、後に王女が脅されることになる。)
時は経ち、モーゼはたくましく公平な目で物事を見られる仕事ぶりに、王妃とも相思相愛、国王にも信頼を寄せられるまでになっていた。ところがモーゼの素性を知っている付き人が、王妃に秘密を明かしたことで、正体を世間に広まることを恐れた王妃は、彼を守るために付き人に手にかけてしまう。モーゼへの気持ちは変わらない王妃だったが、思いもよらない話に対しモーゼ自身も、今のままではいられないと、自ら王女の後を追い、自分の生みの親の存在を知り、自分も奴隷の立場で働くことを決意する。
一方で、奴隷として働くヨシュアが総督に不当な罪で傷めつけられているところをモーゼが助ける。それを盗み見したゴーシェンは、ラメシスに言い寄り、そのネタと引き換えに、自分が総督の座に就くことと、目を付けていたキレイな娘・リリイを召使いにする約束をとりつける。モーゼがヘブライ人であり、役人を殺めたことで捕らえられたモーゼの姿に、国王は、王女にも長年騙されていたというショックを隠しきれず、実子のラメシスを次期国王、王女の夫になるよう言い渡し、全ての記録からモーゼを消し、永遠に口にすることを禁ずる。モーゼが捕まり、ゴーシェンは新総督となり、リリイは彼・ヨシュアもただでは済まされないと脅され、泣く泣くゴーシェンの召使いになる。
ラメシスによって牢屋に閉じ込められるモーゼ。後に、モーゼは砂漠に杖と一日分の水と食料だけ持たされ砂漠に放されることになる。祖国も王位も奪われてしまったモーゼは、神の存在を信じ歩き続けるが、力尽きそうになる。その時、チッポラ率いる羊飼いの女性たちに出会う。
一方エジプトでは、国王の最期が訪れていた。「死は生の一部だ」という言葉と共に、禁じていたモーゼの名を呼び、息絶える。
数年後、チッポラとの間に子を設けたモーゼは幸せに暮らしていた。ある日、やつれたヨシュアと再会する。彼にご飯をごちそうすようチッポラに言うと、モーゼは山に見える光に導かれ山中に入っていき、神の御言葉を聴くことになる。
ここでインターミッション。
前半終了でした。
心に残る台詞
☆美しいのも不幸だ
印象的なシーン
☆長い髪に飾りをつけたダンス
☆海を割るシーン
観てよかったか?
5点 大変良かった!
4点 良かった
3点 ふつう
2点 ん~~~
1点 所々寝た(とばした)
0点 見るのを止めた
もう一度観たいか?
5点 もう何度も観てる
4点 観たい
3点 観るかも(なんせ長い!)
2点 何とも言えない
1点 できれば他の作品を
0点 記憶から末梢したい…
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ブー子