1994年, フランス・イタリア・ドイツ, 162分
あらすじ
1572年のフランス。宗教対立を融和させるために政略結婚させられた、カトリックの王妃マルゴことマルグリット・ド・バロア。プロテスタントのアンリ・ド・バナールとの愛のない結婚した夜、ラ・モール伯爵という運命を変えるが待っていた…。実話を基にしたお話。
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心に残る台詞
☆仲良く生きれば 世の中平和だ
☆何でもないは 口に笑があれば
印象的なシーン
☆結婚式のシーン
感想
16世紀のパリの王族の生き方を垣間見みれる作品です。
衣装もとてもキレイで印象的。
主人公・マルゴ(イザベル・アジャーニさん)は自由奔放です。
けれどその反面、政略結婚をさせられるなど、精神面で強いられていることもあるんです。
人間はそうやってバランスを取っていく生き物なのかな…。
いろいろ仕掛ける、母后カトリーヌ・ド・メディシス(ヴィルナ・リージさん)の存在は、正直恐ろしいです。
自分たちを守るというのは、まさにいつも命がけな時代。
愛することも、命がけ、と言ったところだろうか。。。
おまけ
※内容に触れていますので、知りたくない方は飛ばしてください。
プロテスタントの首領であるコリニーの暗殺未遂をきっかけに始まった争い(サン=バルテルミの虐殺)を含め、16世紀のパリで起こった歴史の一幕を見られます。
マルゴが政略結婚をさせられたアンリ・ド・ヴァナール(ダニエル・オートゥイユさん)。
2人のやり取りは、徐々に距離が縮まっていくようにもなりますが、そのまま気持ちが一つになっていく、という『マリー・アントワネット』のようには、決してなりません。
アンリから妻であるマルゴに「愛する人、ラ・モール伯爵(ヴァンサン・ペレーズさん)も救う」と誓うのです。
これもひとつの愛の形なのでしょうか、、、。
けれど、後に2人は離婚をするんですけどね。
母にも兄弟にも頼ることのできないマルゴにとって、いろいろな男性と過ごすことは、自分を満たし保つための、ひとつの方法だったのでしょうか…?
観てよかったか?
5点 大変良かった!
4点 良かった
3点 ふつう
2点 ん~~~(世界史が好きなら良いかも)
1点 所々寝た(とばした)
0点 見るのを止めた
もう一度観たいか?
5点 もう何度も観てる
4点 観たい
3点 観るかも
2点 何とも言えない
1点 できれば他の作品を
0点 記憶から末梢したい…
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