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大人版ロスト・イン・トランスレーション
この記事の最後には映画に関するクイズもあるので良かったらチャレンジしてみて下さい。
あらすじ
夫に会いにカイロに来たジュリエット。夫、マークは国連の仕事で紛争中のガザに居るため、空港にジュリエットを迎えに来たのが、夫のかつての部下、タレクだった。
国連で働く夫のマークと会えない数週間の間に、ジュリエットは友達になったキャサリンやタレクとエジプトを体験。時には頭にスカーフを巻き、その土地、その文化へ敬意を表しながら次第にカイロにも馴染んでいく。
高速?道路を走る車から見るカイロの風景。宿泊中のホテルのバルコニーから眺めるカイロの景色。街角で礼拝を行う男性。ナイル川。ナイル川に掛かる幾つもの橋。渋滞、高層ビル、人混み、都会の喧噪、響いてくるコーラン、活気、混沌。
初めての土地。ピラミッド。まだ見ぬものへの憧れ。失意と敬意。ジュリエットを通して見えるカイロの街や人々は、心地良い音楽と相まってドラマチックに描かれている。
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音楽
Shepheardホテルの客室のバルコニーから街を眺めるジュリエット(7分30秒頃から)。そのBGM(バックグラウンドミュージック)。曲名は「A Partial View」。
にもあります。
感想
ジュリエットの夫の仕事は国連。タレクの前職も国連。なんだか、この映画を見ながら、川内有緒さんの著書「パリの国連で夢を食う」が、ぼんやりと頭の中に浮かんできました。また読みたいな~と。
(この映画の場合、エジプトのカイロという場所ですが)今まで居なかった人がいきなりやってきて、毎日そこに居るってなかなか強烈なことで、その人が居ないのが当たり前だった場所が、その人が居るのが当たり前になっちゃう。誰かが来ることによって、誰かの人生が変わる、些細なことなんだけどダイナミックなことでもあり、旅の明暗が、旅の功罪がこの映画では丁寧に描かれている気がする。
印象的だったのが、ジュリエットとタレクが空港からホテルに車で向かう道中に、高架から見える俯瞰したカイロの風景。(6分頃から)
どこまでも続くようなEl-Gaish大通り。正面には崩れちゃったような外観の建物。その横には「TIRING」と書かれた美しい建物。
アンバランスなんですけど、どうしてでしょうか、魅力的です。
カイロ・タイムに出てくる風景、好きですか?
どんな時に旅に出たくなりますか?
言葉
アラビア語でありがとうは「シュクラン」ですって。
シュクラン。
ロケ地
TIRINGが見える高速?道路。たぶんここです。この道路を南東から北西へ進んで行くと、進行方向右側にEl-Gaish大通り、崩れちゃったような外観の建物、TIRINGの建物があります。
クイズ
・アラビア語でありがとうは?
難易度:☆簡単
・ジュリエットがキャサリンと行った奇岩が広がる場所は?
難易度:☆☆普通
・ジュリエットが頭にスカーフを巻いて見学したガーマ(モスク)は?
難易度:☆☆☆難問
観てよかったか?
5点 大変良かった!
4点 良かった
→3点 ふつう
2点 ん~~~
1点 所々寝た(とばした)
0点 見るのを止めた
もう一度観たいか?
5点 もう何度も観てる
4点 観たい
→3点 観るかも
2点 何とも言えない
1点 できれば他の作品を
0点 記憶から末梢したい…
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