(更新 2015.10.21)

8点『魔法にかけられたエラ』素直な心を取り戻せるかも?!

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あらすじ
エラが生まれた時のお祝いに、妖精・ルシンダは「服従の呪文」をプレゼント。大きくなっても従順ながら、素直に育ったエラでしたが、悪いことでも何でも言うことを聞いてしまう自分にうんざり…、呪文を解いてもらうため、妖精探しの旅へ出発!途中で出会った、エルフ(こびと)や、国の情勢に無関心な王子様に助けられながら、あともう少しというところで、なんとエマは大変な命令をされてしまいます。さて、どうなる??

日本未公開!dTVの配信は2015.8.31まで。
Huluの場合、作品名は『エラ・エンチャンテッド』です。
DVDの場合、作品名は『魔法の国のプリンセス』です。

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心に残る台詞
☆たとえ誰かが あなたに命令しても 自分を見つめなさい あなたの中にあるものは あんな呪文より強いのだから
☆自分の心に従い 歌でしめくくれば 失敗のしようがない
☆強制され何かをやるなんて不当よ

印象的なシーン
☆魔法にかかった赤ちゃん
☆歌のシーン

感想
言われたことを断れないのは、辛い…。けれど単純に、素直っていいなぁと思わせてくれる作品です。

妖精や、エルフ(こびと)、鬼や巨人、嫌味な義理姉妹に、悪い王族という、お決まりな登場人物だけど、王子の”ファンクラブ”があったり、手動で動く”エスカレーター”があったりと、どこか現代的な要素が盛り込まれているおとぎ話。命令に背けない主人公が、どうやってその困難を切り抜けるの?と、最後までハラハラするストーリー展開に、ドキドキです。悪役の最後も新感覚☆

そうなんです、この作品の見どころは、誰もが知っているおとぎ話が、あちらこちらに散りばめられているところ♪まずは、誕生のお祝いに妖精から魔法でプレゼントする『眠りの森の美女』。(今回は魔法をかけた側に悪意がない、というところが非常に厄介…。)そして『シンデレラ』の、”意地悪な義理の姉妹”や、”カボチャ”や”ドレス姿に変身”のシーン。ある約束の時間が”12時”だったりするのも気になるところ。それから『白雪姫』の”鏡”。この作品ではエラを助ける側で、”しゃべる本”が大活躍。これは雰囲気が似てるかな?あと重要な部屋が鏡の部屋、というところもブー子にはオマージュではないかと思うところであります。(こじつけ??)そんな、「おとぎ話探し」ができるのも、楽しさの1つではないでしょうか。

それから、もう1つはキャラクターが見せる魅力♪旅する最中に立ち寄った巨人の村で、エラは王子と急接近。そこでの2人のやり取りはなんとも素敵です!王子が見せる、自分の気持を相手に押し付けるのではなく、相手がどう思うか、という「思いやり」や、エラが王子のためを思って言う「素直で正直な言葉」をには、ものすごい力があるんだ、ということも気付かせてくれます。
魔法があってもなくても、相手にNOと言えない人(言えない時)、自分の胸に手を当てて考えることができたら、きっと間違った方向には進まない、そう思い出させてくれる作品です。

ハタ迷惑な妖精・ルシンダには少々イライラしますが、彼女みたいな人も、身近にいるような気がする??自分がそうならないように、気を付けなくちゃ!

この作品で歌声を披露した、エラ役のアン・ハサウェイさん、
映画インターステラーでは、時空をさまよっています! → インターステラーの記事


観てよかったか?
5点 大変良かった!
4点 良かった
3点 ふつう
2点 ん~~~
1点 所々寝た(とばした)
0点 見るのを止めた


もう一度観たいか?
5点 もう何度も観てる
4点 観たい
3点 観るかも
2点 何とも言えない
1点 できれば他の作品を
0点 記憶から末梢したい…

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ブー子