あらすじ
昔、バーク島というところで、ドラゴンと戦って生きるバイキングの一族が住んでいた。ドラゴンを倒せれば一人前というこの村では、軟弱なヒックは少し困り者。村のリーダーである父や皆に認めてもらいたい一心で、自分の発明した機械を使い、まだ誰も姿を見たことがない「ナイト・フューリー」というドラゴンを捉えることに成功したヒック。はてさて、彼はみんなに認めてもらうことができるでしょうか…
心に残る台詞
☆お前にも取り柄がある
☆自分と違うものに無理してなろうとするな
☆仲間になりたいんだ
☆お前が一生守ってやることはできないんだ
☆会話が一方通行だよ
☆一生に一度くらいは僕のいう事を聞いてよ
印象的なシーン
☆登場人物の表情
☆ヒックとフューリーが初めて触れ合うシーン
☆再び飛べたシーン
☆ヒックが彼女と話をするシーン
☆父・息子がお互いに謝るシーン
感想
アニメだと言って、あなどってはいけません。敵だと思っていたドラゴンと心を通わせていく過程、そして、友情、父と息子の親子関係、もう涙なくては見られません…。
ドラゴンに村を滅ぼされるか、人間がドラゴンをやっつけるかという世界で、必死にドラゴンと戦おうとする軟弱なヒック。父親に認めてもらいたい一心で、その行動がカラ回りするところも、やっぱり自分は戦いたくないと気付く、その葛藤も、とてもリアルに描かれているんです。現実ではありえない世界だけれど、どっぷり感情移入して見られるのが、この作品のすごいところです。また、キャラクターの動きや、表情豊かなところも見逃せません。”ヒックの自信なさ気な仕草”や”勝気の女の子の態度””何にも動じないお父さんや、その他大人たちの出で立ち”だけでなく、”ドラゴン”まで…。ホント個性的で、どれも魅力満点です!!
更にもう1つ、心を惹きつけられるのは、「シチュエーション」ではないでしょうか。気になるシーンは、いくつもありますが、その中の1つに、自分がドラゴンを手懐けていたことが彼女にバレたシーンがあります。これはドキドキしました。口で言っても分からないことって、世の中たくさんありますよね。しかもその時、相手が興奮していたら、それこそ、どうなるか分かったもんじゃありません。そんな時に、いかに冷静に話を聞いてもらえる環境を作れるか、というのが大事な訳で、ヒックの取った行動は、ちょっと危ないけれど「これなら、彼女も分かってくれるよね」という方法を取るんです。真似はできないけれど、そんな環境作りは、真似したいかな♪と思ってしまいます。
一人の少年が試練に立ち向かい、成長していく姿。周囲も影響され、そして父親とのわだかまりが解けていくストーリは、子どもだけでなく、大人もきっと楽しめる1本ではないでしょうか。
ブー子も感動の、おすすめ作品です☆
観てよかったか?
5点 大変良かった!
4点 良かった
3点 ふつう
2点 ん~~~
1点 所々寝た(とばした)
0点 見るのを止めた
もう一度観たいか?
5点 もう何度も観てる
4点 観たい
3点 観るかも
2点 何とも言えない
1点 できれば他の作品を
0点 記憶から末梢したい…
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ブー子