最初の子ツバメがAが巣立ってから(巣から下りた?)、日付が変わって、2日目の6月10日。
朝7時を過ぎ、早速、巣を見に行くと、今度は、おそらくAではないであろう、子ツバメBが、車のボンネットにたたずんでいました。かわいい・・・。
明らかに、体が小さい子ツバメB。もう、巣立てるの?
それから数分後。今度は屋根の上に2羽、CとDの巣立ち。
巣の中に最後まで残っていた、見た目は大きいEも、ついに羽を広げ、飛び出した。場所は、車も通る、道路側数十センチの高さの塀。自動車が来た時、さすがに怖かったのか、ビックリしてか、Eは、隣りの駐車場の屋根に飛ぶことができました。勢いだとはいえ、見事な飛行ではないか。すごいぞE !
しかし、それから数時間。親ツバメはもう、あっちで餌やり、こっちで餌やり、やれ今度は、羽の動かし方を見せるはで大忙しです。
ボンネットにいるBも、低い位置から、必死に餌をせがんでいる。 やっぱり、かわいい・・・。
でも、心配なのはやはり、そこは「ネコの通り道」だということ。ここは、やはりゴム手袋・救出作戦決行です。
昨日のこともあるので、より慎重にBの近くに行き、両手で水をすくい上げるように、手を差し出します。
よし!乗っかった!!
ここからは先はもう、ドキドキしっぱなし。
手に乗っかった微かに温かい子ツバメB。見ると、目を閉じてジッと動かない・・・。
あれ?持ったとき、力が強かったかな??
足、細いな~。小枝見たい。
ゴム手袋に、挟まっていないよね?
そんなことを考えなら、とにかく、早く巣に戻さなきゃ、と、脚立に上り、背伸びでようやく届く位の高さにある巣に向け、両手の真ん中にジッとしているBを、巣の近くに寄せた。
まったく動かないぞ?
イメージでは、巣に歩み寄ってくれるだろう、思っていたので、もう、予想外のタイムロスに、ブー子の足はプルプル、プルプル。
どうにか片手でスライドさせる方式で、巣の横の踊り場的な場所に置くことができた。
どうかな・・・。あ、動いて、巣に戻った。
ほっ。
昨年は、そう考えると、巣立った後は、既に姿が確認できないところに行ってしまったり、すぐ近くの電線に留まったりするのを見ていたっけ。何とスムーズな巣立ちだったことか。
辺りは薄暗くなり、静かになった巣。あー、もう飛んでいったんだ。
・・・と、思っていたら、ボンネットに、またいるーーーーー?!
お~いBよ。また、ここですか。。。君は、まだ小さいから、もう一晩、ここにいなさいな。
そんな親心みたいなものを感じつつ、やはりボンネットの上で、一夜を過ごさせるのは危険だ、ということに話がまとまり、今度はブー太にゴム手袋を託し、巣に戻すことに。
今回は、あれ?スムーズに手に乗っかってる。目もしっかり開いてるよ。
2度目なもんで、なんだか慣れてますな。笑
先ほどより、何だかあっという間に巣に戻ったBなのでありました。
そして次の日。巣立ちが始まり、3日目の6月11日の朝。
飛び去って行きました。
ツバメさんたち。また来年、会おうね・・・。
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ブー子