あらすじ
オランダの10分間のショートフィルム。出兵する父から髪を剃って欲しいと頼まれた、小さな息子。二人が過ごす、束の間の休息。
印象的なシーン
☆息子と父親が見つめ合うシーン
☆抱き合うシーン
感想
5歳か6歳位の男の子が、自然体でミセル10分間のショートフィルム。
バスルームでお父さんの髭や髪の毛を剃る間、息子は疑問に思ったこと問いながら、丁寧に作業を進めていきます。その疑問に、真正面から応えながら、幼い息子に身を委ねる、まだ若い父親の姿。まさに、手を伸ばせば触れられる距離での二人のやり取りは、見ているこちら側にまで気持ちが伝わってきます。何よりも、温かくも切ない時間が、ゆっくりと流れていくのを感じます。
子どもは、理解できなくても受け止めなくてはいけないことって、ありますね。この映画の中でも、男の子が、一人でシュミレーションをしているかのように、オモチャを使って、遊びの中で理解しようとするシーンがあるんです。
「あぁ、子どもって、そういった一人の時間も大切なんだなぁ。」
と、気付かされます。
しかし、どのように撮影されているのでしょう?
あまりにも自然な演技で、まるで、ドキュメンタリー映画をみているような、本物の家族の中に入り込んでしまったような感覚にさせてくれる作品です。
観てよかったか?
5点 大変良かった!
4点 良かった
3点 ふつう
2点 ん~~~
1点 所々寝た(とばした)
0点 見るのを止めた
もう一度観たいか?
5点 もう何度も観てる
4点 観たい
3点 観るかも
2点 何とも言えない
1点 できれば他の作品を
0点 記憶から末梢したい…
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ブー子