2015年 夏の甲子園 大会5日目 結果

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1試合目 健康福祉大高崎(群馬)VS 寒川(香川)
2試合目 岡山学芸館(岡山)VS 鳥羽(京都)
3試合目 龍谷(佐賀) VS 秋田商業(秋田)

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1試合目 「健康福祉大高崎」10 対 4「寒川」

1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
健康福祉大高崎 0 0 8 0 0 1 1 0 0 10
寒川 0 0 0 2 0 0 0 2 0 4

2年連続3回目の出場の「健康福祉大高崎」と、6年ぶり2回目の「寒川」との対戦。結果は健康福祉大高崎が一回戦突破です。
 

 
★得点シーン★
3回表はすごかった!!場内には、本来の部員は6人のブラスバンドに加え、卒業生など、総勢48人での力強い演奏が響き渡る中、快進撃は突如始まりました。まずは7番小谷君。スライダーを上から叩きつけるようなバッティングで、センター前ヒット。8番佐藤君の時、小谷君が盗塁に成功し、佐藤君もその勢いに乗りライト前ヒットを放ちます。9番川井君がフォアボールで塁に出ると、なんとノーアウト満塁に!打順は1番の春日君に戻り、センター前ヒットでホームゲッツ!2点先制ノーアウト1・2塁にと、攻撃はまだまだ続きます。2番の林君はキャッチャー前の送りバントを成功させると、3番相馬君はフォアボールで再び満塁に!!そして出ました4番柴引君の初球。ライト線ヒットで、再び2点を上げ、4対0の1アウト2・3塁となり、勢いに乗リ始める健康福祉大高崎。5番柘植君も、な・なんと同じくライト線ヒット!またまた2点追加で6対0に!!!6番宮本君の右中間への二塁打があり、7番小谷君のピッチャー前のスクイズでは、キャッチャーの見事なグラブ処理で、2アウトとなりますが、8番佐藤君のダブルスチール、キャッチャーの位置を見ての技ありスライディング成功でホームに帰り7対0。佐藤君は2塁ゴロを放ち守備にエラーが出た所で、すかさず3塁ランナーが、ホームイン。8対0と点差を大きく広げ、チームも会場も盛り上がります!!

4回裏。3番高田君はレフト線2塁打を放ち、4番白井君はレフト前の大きな当たりで、一点を返し8対1に。「こちらもブラスバンドの応援が大きくなった気がします。」とアナウンサー。5番河村君は二塁への内野安打でノーアウト1・2塁になり、6番佐々木君の時、白井君がキャッチャーのけん制によりタッチアウトなり、1アウト1塁。ここで佐々木君が3塁へのヒットを飛ばします。守備の相馬君の転がりながらの送球プレーもすごかったですが、送球が浮き、ファーストがジャンピングキャッチをするも、わずかに間に合わず!1塁はセーフとなり1アウト1・2塁。さらに7番黒田君はフォアボールでの出塁で1アウト満塁となります。8番赤穂君は見逃し三振となりますが、2アウト満塁とチャンスは続き、9番浅野君がフォアボール、押し出しでの1点追加、8対2となります。1番永福君はショートに放ちますが、林くんの好プレーに阻まれます。

6回表。センターフライ→2塁ゴロ→バントが内野安打となり3番相馬君の時に盗塁に成功。そこで放った相馬君の打球がセンター前ヒット。2アウトランナー無しからの相馬のタイムリーで1点を追加し、点差を広げます。

7回表。5番柘植君が2塁ゴロ。6番宮本君はフォアボールで出塁。7番小谷君の時宮本君が盗塁に成功。更に3塁への盗塁をしようとしたところ、3塁からの送球がバッターに当たるという、送球エラー。ボールが転がっている間に3塁ランナーがホームに生還し10対2となりました。盗塁でもかなり魅せてくれます!!

8回裏。ピッチャーが吉田君に、川井君がライトに代わります。3塁ゴロ→2塁ゴロ→フォアボールで出塁すると、7番杉本君の、上から叩くように打たれた球はライト前ヒット。2アウト1・3塁になり。8番赤穂君の打球はライトに打ち上がり、その打球は風に仰がれライトは取れずヒットになり、10対3。9番浅野の時にはボーク判定によりそれぞれ進塁し、1人がホームに帰り10対4と得点を上げました。

★印象に残るプレーなど★
1回裏。ピッチャー前に打ち上がった打球を一度落としてからの1塁送球する頭脳プレーでのダブルプレーを見せた、健康福祉大高崎のピッチャー川井君。立ち上がりが良くないと試合前に言っていたそうですが、2回裏から徐々に好投を見せ始めます。キャッチャー柘植君とのバッテリーは3季連続とのこと。

5回表。1アウト2塁の3打席目。3塁に転がった打球をキャッチし、2塁にいるランナーが3塁目指し走るところ、1塁に送球し、まずは1アウト。それから3塁に素早く送球し、タッチアウトを取るというダブルプレーがありました。ディスカバリーにはショートが入り、見事なファインプレーでこの回を守ります。

6回裏。ライト前に上がった打球をライトの宮本君の好プレー。全面ジャンピングキャッチで3アウトチェンジ。

9回裏。ピッチャーを橋詰君に交代した健康福祉大高崎は、寒川を3人で討ち取り、試合終了となりました。3季連続出場の7つの盗塁も目を引いた健康福祉大高崎。キャプテンの柘植くんの見えないフォローも評価されていました。試合後、カメラの方に頭を下げて通って行く選手たち。勝利の校歌「be togather〜」を、あと何回聞けるでしょうか。楽しみです。

 
 

2試合目 「岡山学芸館」1 対 7「鳥羽」

1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
岡山学芸館 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1
鳥羽 2 0 0 0 0 1 1 3 7

初出場の「岡山学芸館」と、15年ぶり6回目の「鳥羽」との対戦。結果は、第1回大会優勝校の鳥羽の勝利です。
 
 
★得点シーン★
1回裏、鳥羽の攻撃。ショートゴロ→ライト前ヒット→ショートゴロで2アウト2塁。4番の小薗の打球は左に大きく伸び、大会6号となる大きなHR!先制の2点を上げ、2対0!!

2回表。5番宇地原君はセンター前ヒット。6番畑口君の打球はショートに向かい、ここはエラーでノーアウト1・2塁。7番光成君はピッチャー前に送りバントで繋げた8番上岡君の2塁ゴロで、三塁ランナーがホームイン!1点を返し、1対2となります。その後9番の大北君がデットボールで塁に出ますが追加点に繋げられず…。

6回裏になり、ショートを守っていた宇地原君がピッチャーに、谷川君がショートに入ります。3番伊那君がライト前ヒットで出塁し、4番小薗君の時、1塁けん制がボークの判定となりノーアウト2塁に。小薗君もフォアボールで塁に出ます。5番梅谷君の1塁前へのバントが決まりますが、6番南君のスクイズは、キャッチャー前に当たり、グラブトスでタッチアウト。しかし7番中嶋君が、アウトコースのスライダーを見事に当てて、右中間に大きなヒットを放ち1点追加、1対3に。8番宮西君の時、ランナーが2塁への盗塁に成功しますが、宮西の打球をファーストがいい守りを見せ、この回が終ります。

7回裏では、9番松尾君がセンターフライ。1番田淵君がショート内野へヒット。2番岩切君がライト前にヒットを放ち、1塁ランナーは3塁に進塁します。しかしライトから送球される間に盗塁を狙ったランナーがタッチアウト。2アウト3塁になりますが、3番伊那君への初球、ワイルドピッチになり、カバーに入るピッチャーでしたが、ボールを落としてしまい、ランナーがホームに帰り1点追加、ミスで更に1対4と差を広がります。

8回裏。4番小薗君は、外側に逃げる球をうまく当てて、2ベースヒット、ノーアウト2塁に。5番梅谷君はピッチャー前に送りバント成功させ、6番南君は初球打ちで、ライト前にタイムリーヒット、1対5と追加点をあげ、本日3安打目の活躍を見せます。7番中嶋君がレフト前ヒットで1塁ランナーは3塁に進み、1アウト1・3塁に。ここで、岡山学芸館のピッチャーは芦田君に交代し、宇地原君はショートに戻ります。8番宮西君は1塁前にスクイズ成功。3塁ランナーがホームに帰り、1対6となり、2アウト2塁。9番松尾君の時、ワイルドピッチで2塁ランナーが3塁に進みます。そこで松尾君は、セカンドの横を通過させるセンター前ヒット。1対7とこの回6点差となりました。

★印象深いシーン★
5回表。レフト前ヒット→三塁前に送りバント→ピッチャー前ゴロ。ピッチャーに当たり、球は弾くも、落ち着いて1塁に送球、間に合い1塁アウトに。2アウト3塁の時、4番喜納(智)君のホームランかと思う大きい当たりに場内がどよめきますが、わずかに左に逸れファール。その後ランナー残塁のまま、点数に活かすことが出来ず…。

9回表。代打を交えながら臨む岡山学芸館でしたが、ランナーを2塁に残しての最後のバッターを空振り三振に抑え、勝利を決めた鳥羽高校でした。選手宣誓をした、梅谷成吾キャプテン率いる鳥羽高校の活躍、今後も楽しみです。

 
 

3試合目 「龍谷」1 対 3「秋田商業」

1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
龍谷 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1
秋田商業 1 0 0 0 0 0 0 2 3

20年ぶり3回目の出場の「龍谷」と、2年ぶり18回目の「秋田商業」との対戦。結果は秋田商業が2回戦突破!三回戦進出を決めました。
 
 
★得点シーン★
1回裏、秋田商業の攻撃。空振り三振→レフト前ヒット→空振り三振の時、一塁ランナーが2塁へ盗塁成功。4番小南君がライト前タイムリーヒットを放ち、0対1と、この回2本目のヒットで点数をあげます。

5回表。風が出て、少し涼しくなってきたという中、6番松永君はショート内野安打。7番北村君の時、キャッチャーの所で球が乱れ、1塁ランナーが2塁に進みノーアウト2塁。北村君はライト前ヒットを放ったところ、野手がボールを後ろに逸らし、2塁ランナーがホームイン。初安打から1対1の同点に追いつきます。

8回裏。5番成田(翔)君はセンター前ヒット。6番古谷君の時、ファールボールにキャッチャーはスライディングして追いつきますが、バウンドした弾みでボールがこぼれてしまいます。ナイスガッツです。そして古谷君はライト線二塁打でノーアウト2・3塁に。そこで、作戦タイムを取る龍谷ナイン。7番柴田(輝)君を空振り三振に打ち取り、8番近野君の代打・小柳君はスクイズを空振り、3塁ランナーが挟まれタッチアウト。しかし小柳君はフォアボールで出塁すると、ここで9番キャッチャーの工藤君がセンター前ヒットを放ち1点追加、1対2となりました。すると続く1番会田キャプテンもなんと、ライト前にヒット!1対3と点差を広げます。ここでピッチャー池田君が交代。大きな拍手の中でマウンド去りました。

★印象的なシーン★
2回裏。塁に出たものの、3塁側に浮いた打球をダイレクトキャッチされ、1塁に送球、戻ったランナーもアウトのダブルプレー。

7回裏。2アウト満塁のピンチを、低めのボールで三振に抑えたピッチャーに場内からも大きな拍手!

秋田商業のピッチャーは、1年生の時から活躍しているという、168cm・サウスポーの成田翔君。140投と多めを球を1人で投げきりました(16奪三振!)。反対に、途中交代とはなりましたが、打たせて取るという、2年生・160cmの龍谷ピッチャー、池田智浩君。この試合では、2人の活躍にも、目が離せませんでした。1時間54分のスピーディーな展開でしたが、内容の濃い試合だったのではないでしょうか。池田君が涙するシーンはこちらも胸が詰まる思いでした。砂を取るメンバーには加わらず、裏に戻っていった彼の、来年の活躍に期待します。

両チームの監督は、元キャッチャーで甲子園の経験があるそうです。試合後、2万1千人の観客の拍手に送られる選手たちの顔は、両チームとも輝いてました。そしてこの戦いに勝った、会田海都キャプテン(昨日9日にテニスで優勝した錦織選手似?!)率いる、秋田商業の今後の活躍にも、目が話せません!!

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ブー子