(更新 2015.09.15)

2015年 夏の甲子園 大会3日目 結果

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本日3日目『第97回全国高校野球選手権』!
1試合目 「今治西」(愛媛)VS「早稲田実業」(西東京)
2試合目 「明徳義塾」(高地)VS「敦賀気比」(福井)
3試合目 「大阪偕星学園」(大阪)VS「比叡山」(滋賀)
4試合目 「下関商業」(山口)VS「白樺学園」(北北海道)

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3日目
1試合目 「今治西」0 対 6「早稲田実業」

1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
今治西 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
早稲田実業 3 0 0 0 0 0 3 0 × 6

3年ぶり13回目、春夏連続出場の「今治西」と、5年ぶり29回目の「早稲田実業」との対戦。
早稲田実業 が1回戦突破です。

★得点シーン★
1回裏
ヒット→バント→フライ→デッドボールで2アウト1・2塁の時。2年生の金子銀佑君の右中間を飛ぶヒットで、2点先制。内野ゴロを、1塁のカバーに入ったピッチャーがボールを落としてしまい、その間に1人がホームイン。0対3となります。

7回裏
左中間を破る二塁打の後、次のバッターは今年注目の1年生、清宮幸太郎君に。打球はライト前に大きく
放たれ、返球も勢いよくホームに返ってくるも間に合わず、タイムリーヒットに。彼の甲子園初のヒットで1点追加の0対4。ライト前ヒットで、1アウト1・3塁。次の打席で盗塁を成功させ、1アウト2・3塁。ライトフライで、2アウトになるも、次のバッターが低めの難しいボールを、ライト線へ大きなヒットで2点タイムリー。0対6と、さらに点差を広げます。勢いを増す攻撃に、次の代打の選手の2塁フライを、今治西が守備同士ぶつかりながら体を張ってのセーブでこの回を終わらせます。

★印象的なシーンなど★
今治西は、2回から6回まで、ランナーが出るも、惜しくも点数には繋がらず、早稲田実業の守備の強さも際立った試合となりました。1回表の初打席で見せた、大きなライトフライを、9番・玉川遼君がいきなりのファインプレー、ジャンピングキャッチで1アウトを取ったこのプレーが、明暗を分けたと、両学校の監督が試合後の談話で語っていました。9回表では1年生ピッチャー、服部雅生君も活躍しています。

8時開始のこの第一試合を見るために、4万7千人もの観客が球場に集まり(満員)、5時代の電車も満員だったそうです。第一回大会に出場した10校の1つという伝統校でもある、早稲田実業の今後の活躍も、見逃せません!!
 

 

2試合目 「明徳義塾」3 対 4「敦賀気比」

1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回 10回
明徳義塾 1 0 2 0 0 0 0 0 0 0 3
敦賀気比 0 0 0 0 0 2 0 1 0 1 4

6年連続17回目、初戦はすべて勝利’02年では全国制覇している「明徳義塾」と、2年連続7回目で春夏連覇を目指す「敦賀気比」との対戦。
延長戦を制したのは敦賀気比!1回戦突破です!

★得点シーン★
1回表
三塁側のファールグラウンドからイレギュラーでショートへのヒットになり、ノーアウト1塁。バントで1アウト2塁。3番バッターワイルドピッチにより、ランナーが2塁から3塁に進み、次のバッターがライト前ヒットで一点先制。この回、2塁ゴロをダブルプレーで3アウトです。

3回表
3塁ゴロ→1塁ゴロ→ライト前ヒット→フォアボールとなり、2アウト1・2塁。アウトコースを打って、ライト前ヒットで2対0、2アウト1・2塁に。そこから再び三遊間、レフト前に打球が伸び3対0と点差を広げます。

6回裏
高めの浮いたボールを当て、大会2号目のHR!3対1に。続くバッターも、ライト前ヒット→ライト前ヒットと続き、ノーアウト1・2塁に。ここで明徳のピッチャー、レフトが交代。その後、センター前ヒットで、ノーアウト満塁のチャンス。ピッチャーも玉に力が入ります。次のバッターは犠牲フライで、3塁走る!そして、見事にホームイン!3対2、と点差を縮めます。1・3塁残塁での、レフトフライで3アウト。惜しい!

8回裏
右中間を破る3塁打の後、本日ヒットが続く松本君の3安打目。大きなライト前ヒットで3対3の同点にになります。代打は2塁ライナーを放ち1塁ランナー戻れず、ダブルプレーに。続いて、3塁側にヒット。続いてレフト前ヒットで、2アウト1・2塁。次のバッターは、2ストライクから6球、バットに当て粘りますが、空振り三振となります。

★印象深いシーンなど★
2回裏
ライト前ヒット→送りバント→フォアボール→デッドボールで、1アウト満塁に。その後、ピッチャーゴロをキャッチし、素早くホームに返球、一塁に送りダブルプレー!!招いたピンチを、自ら回避したという回でした。

4回裏
レフトに大きく伸びた打球を、後ろ向きに走りながらのナイスキャッチ。その後、ライト前ヒット→センター前ヒットと、ランナーは1・3塁まで進みますが、点数には至らず。

5回裏
三塁ゴロ→二塁ライナー2塁打で2アウト2塁の時、センター前ヒットで、2塁ランナーがホームを目指しますが、ノーバウンドでキャッチャーまで届く見事な返球により、ランナーアウト。すごかった!

7回裏
ライト前ヒット→送りバントで1アウト2塁の時。ピッチャー・守備が交代。ワイルドピッチで2アウトランナー3塁に進みますが、1塁ゴロ→三振で、点に繋げることはできません。

8回表
浜風に流れるファウルフライも取るナイスプレー!敦賀気比は後半、守備も光ります!!

9回表
守備のレフトを交代。レフト前ヒット→ピッチャー前送りバント→三塁内野にヒットで1アウト1・2塁。3塁ゴロを、落ち着いてダブルプレーを取り、ピンチを切り抜けます。

9回裏
センターライナー→空振り三振→1塁ゴロと三者凡退。今大会初の延長線へ!!

10回表
初球、ピッチャーゴロを守備が一度弾きますが、落ち着いて1塁に送球しアウト。続いて、2塁ゴロ→センター前ヒットを出し1塁に出塁しますが、次のバッターは2塁ゴロで3アウトチェンジ。

そして迎えた10回裏
1塁ゴロ→フォアボールで出塁。送りバンドで2アウト2塁。次の時、暴投になり2塁ランナーが3塁へ2アウト3塁。そしてフォアボールが続き2アウト満塁になり観客席からはどよめきが起こります。そこでキャプテン篠原涼君のセンター前のサヨナラヒットーーー。

ヒットが繋がらず、好守備に阻まれ、なかなか取れなかった勝利のヒットに感動しました。

勝利の校歌斉唱で、音楽が切れるというハプニングが起こりますが、笑顔で歌い続ける選手たち。観客席からも大きな手拍子が起こり、歌いきりました。序盤はピッチャーも腕が振れず苦しい戦いが続いたが、徐々に、自分たちの流れに持っていくことができたという敦賀気比。春夏連覇に期待です!!
 

 

3試合目 「大阪偕星学園」7 対 3「比叡山」

1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回 10回
大阪偕星学園 2 0 0 0 0 1 0 0 0 4 7
比叡山 0 1 1 0 0 0 0 0 1 0 3

初出場の「大阪偕星学園」と、16年ぶり8回目の「比叡山」との対戦。
結果は10回の延長戦を制し大阪偕星学園が一回戦突破です。

★得点シーン★
1回表
空振りで1アウトの時、2番・戸嶋君は大きくセンター前ヒットで出塁。二塁ゴロで、2アウト1塁になると、4番・田畑君が三塁線を破る2塁打を放ち、2アウト2・3塁。5番・岸君はセンター前にタイムリーヒット、2点の先制点をあげます。

2回裏
二塁ゴロで1アウトの時、6番・原田君が肩にデッドボールで出塁。7番山本の時、原田君が二盗に成功し、1アウト2塁に。山本君はピッチャーゴロで2アウト3塁。8番・ピッチャー山崎君がレフト前ヒットを放ち1点を返し、2対1に。

3回裏
1アウトの時、2番・安達君が三塁前にヒットを放ち出塁。3番・西川君の時、安達君が盗塁に成功し、1アウト2塁に。西川君はライト前ヒットで2対2の同点、1アウト1塁に。次に二塁ライナーで2アウトとなり、1塁を出ていたランナー西川君も対応しきれず、ダブルプレーで3アウトチェンジ。

6回表
6番・濱口君が、センターレフト側にヒット。7番・福田君のバントは、2塁への進行を封じられ、1アウト1塁。8番・光田君の時に、福田君が盗塁に成功し2塁に。光田君は空振り三振。9番・的場君はレフトに大きく当たり2塁打、1人ホームに帰り3対2、2アウト2塁。

9回裏
空振り三振で1アウトの時、7番・山本君のセンター前ヒット。守備のファーストが交代し、ここで8番・代打でキャプテンの河合君に。ストライク、空振り、そして高めのボールをレフト前にヒット。早めに2塁を出ていたランナーがホームに帰り、同点に追いつきます。33年ぶりの初回突破に向け、2番・安達君がバッターボックスに立ちますが1塁ゴロとなり、3アウトチェンジ。

延長戦が決まり、大きな拍手・歓声が球場を包みます。

10回表
比叡山のピッチャーは西村君に交代。ライトは古橋君に。
空振り→3塁ゴロで2アウトの時。7番・福田君は0ボール2ストライクからの、ライト前ヒット。8番・光田君はライト前ヒット。9番・的場君は右中間への大きな二塁打で4対3、2アウト2・3塁になります。ここでピッチャー交代し中島君、一塁を西村君に。1番・姫野君にはレフト前に放つと守備がボールをこぼしてしまい、その間にホームインして6対3。2番・戸嶋君の時、1塁ランナーが盗塁に成功。その後、暴投している隙に三塁に進みます。そこで、戸嶋君の大きな強烈なヒット、延長戦で4点追加、7対3になりました。
そして迎えた10回裏
ヒットが出ますが、レフトフライが続き、2アウト。次のバッターを空振り三振で抑えられてしまい、試合終了となりました。

★印象的なシーン★
7回裏
7番・山本君のライト前ヒットで、ノーアウト1塁。8番・代打の宮崎君は1塁ゴロで、無事山本を2塁に送ります。9番・前田君には、すべてストレートで勝負し、空振り三振。1番・林君はバントが1塁に向かってしまい、アウト。

8回表
ピッチャー交代し、5番・岸君がデッドボールで出塁すると、6番・濱口君はピッチャー前バンドで進塁に成功。しかし、ピッチャーがすかさず2塁にけん制し、ランナーをアウトに。7番・福田君の時、再びデッドボールで出塁させてしまいますが、8番・光田君はレフトへの大きな打球を、レフト原田君のジャンピングキャッチでアウト。その後、二塁ゴロで討ち取り、得点を許しませんでした。

8回裏
レフトフライで1アウトの時、3番・西川君がセンター前ヒット。4番・中島君のライト線にヒットを放ち1アウト1・3塁のチャンスになりますが、次の打席でダブルプレーで3アウトチェンジ、逆転のチャンスを逃してしまいます

9回表
1番・姫野君の、フェンスに当たる大きな二塁打。2番・戸嶋君はキャッチャー前の送りバントの時、3塁に向かっていた姫野君をアウトに。3番・西岡君の時バットが飛びますが、見逃し三振に。次の打球をショートの林君がナイスプレー!1塁に送球し3アウトを取ります。

「大阪偕星学園」は強豪「大阪桐蔭」を破りこの大会に挑みます。ユニフォームの新調もギリギリ間に合ったとのこと。合宿中だったというバレーボールの女子部員がチアリーダーとなった応援にも背中を押され、どこにも負けない練習量の成果が発揮されたようです。試合後に「ありがとうございました」と言いながらカメラの前を通る姿も、清々しかったです!
 

 

4試合目 「白樺学園」3 対 4「下関商業」

1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回 10回 11回
白樺学園 0 0 1 0 0 0 0 2 0 0 0 3
下関商業 1 0 2 0 0 0 0 0 0 0 1 4

4年ぶり3回目の出場「白樺学園」と、20年ぶり9回目の「下関商業」との対戦。
結果は延長戦11回を制した下関商業 が1回戦突破です。

試合前に雷が鳴っていたという、少し雨が振っている中での試合開始。

★得点シーン★
1回裏
テレビ画面からも確認できる程の、大粒の雨が降り始めた中での下関商業の攻撃。
1番・常伸君のレフト前ヒット。2番・松本君のピッチャー前送りバントで2塁をアウトになり1アウト1塁。三塁フライで2アウト。4番・坂口君が変化球を打ち、打球はショートの間を抜け、左中間への大きなヒット!1点先制です。2アウト2塁の時、5番・益本君は高めのストレートを当てライト前ヒット、2アウト1・3塁。6番・阪本君はフォアボールで出塁すると、2アウト満塁になりますが、レフトフライで3アウトチェンジ。

3回表
9番・松浦君がフォアボールで出塁。1番・川波君がピッチャー前に送りバント成功させ1アウト2塁に。ライトフライで2アウトになりますが、3番・池田君の時に暴投し、2塁ランナーが3塁への盗塁を成功させます。そして池田君の大きなヒットにより1点を返し、1対1。2アウト満塁となりますが、三塁ゴロで3アウトチェンジ。

3回裏
空振り三振で1アウトの時、3番・冨岡君がフォアボールで出塁。4番・坂口君の打球が風にのり、ライトのフェンスに当たる大きな3塁打。1塁ランナーは早くもスタートし、ホームインし1対2、1アウト3塁に。5番・益本君はピッチャー前にスクイズ、キャッチャーに向けグラブから直接送球しますが、ホームイン成功!再び1点追加の1対3になります。

4回裏に入る前、雷ため一時中断〜
その時の気温は32.2℃とのこと。56分間の中断の後、18時10分試合再開です。

8回表
ライトフライで1アウトの時、2番・後藤君がフォアボールで出塁。1塁ゴロで、2塁をアウトにし、2アウト1塁。そして4番・加藤君が、レフトスタンドへ同点HR!2点を追加、3対3に追いつきます。

11回裏
レフトフライで1アウトの時、6番・阪本君のセカンドゴロを悪送球、バッターはそのまま2塁へ。7番・佐々木君の高いライトフライを猛ダッシュでキャッチ、2アウト2塁に。8番・森元君を相手にストレートで追い込むも、センター前へのヒットで、守備もバックホームに投げられず、最後まで一人で投げ切ったエース森元君のサヨナラヒットにより試合終了。

★印象的なシーン★
2回表
雨がほとんど止んできたというこの回。2塁ゴロで1アウト1・2塁の時、センターフライをキャッチをしますが、ボールが落ちてしまい、慌てて二塁に送球しアウト。その後、1塁にも送球。すでにアウトと思って1塁を離れてしまったバッターもアウトとなり、選手がキョロキョロとする中、ダブルプレー?の、3アウト。ちょっと珍しいプレーでした。

4回表
冨岡君の後ろ向きジャンピング・キャッチのナイスプレー!

9回裏
2アウト2塁、レフトフライをフェンスにぶつかりながらのキャッチで、サヨナラ勝ちを許さず、本日三試合目の延長戦に突入。

10回裏
1番・常信君のショートゴロが、一塁への送球が乱れノーアウト1塁。2番・松本君は送りバントでランナーを2塁に送ります。3番・冨岡君は三塁方面への内野ヒットで1アウト1・2塁、チャンスを広げますが、次の2塁ゴロを、白樺学園の落ち着いたダブルプレーで加点を許しませんでした。

4回裏に入るところで、雷ため56分間の中断がありました。試合が再開したのは18時10分、決着がついたのは、19時15分頃でした。140球、11回完投した森元奏君の試合後のインタビューでは、「中断の後から調子が良くなってきた」ということ、ナイターの経験について話されていたようです。胸に大きなSの文字が光る、市立下関商業(監督は卒業生で、息子さんはキャプテン)の粘り強い戦いを、今後も期待します。

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